Interview

生物顕微鏡の性能を
最大限に発揮させる、
画像統合ソフトウェアの開発。

ヘルスケア事業部 技術統括部
ソフトウェア開発部 第二開発課
2023年入社
医学系研究科 医科学専攻 修了

現在の仕事

画像統合ソフトウェアの開発プロジェクト管理

Profile

入社動機

前職は、SIerで自動車部品に搭載する組込ソフトウェアの開発プロジェクト管理を担当していました。また、学生時代は医学生物学を専攻していました。この知見と前職での経験を組み合わせ、私ならではの視点から社会に貢献したいと考え、ニコンでの現部署の業務を志望しました。

経験・スキル

・ソフトウェア開発のプロジェクト管理

経歴

2018年〜2023年 システム開発会社
2023年〜 ニコン

プロジェクトマネージャーとして
画像統合ソフトウェアの開発に携わる

現在、どのような開発業務を担当しているのでしょうか?

画像統合ソフトウェア「NIS-Elements 」の開発に携わっています。この製品は、あらゆる研究者を対象に、ニコンが提供する生物顕微鏡システムの性能を最大限に利用して画像取得できることを目指したソフトウェアプラットフォームです。その中でも私が担当しているのは、画像取得から解析、グラフ作成まで自動で実行できるパッケージソフトの開発です。

具体的な開発の流れは?

企画から開発、品質保証、販売促進まで、部門の異なるメンバーが集まったチームで仕事を進めています。私が担当するのは、開発プロジェクトの管理、いわゆるプロジェクトマネージャーです。企画担当者がまとめた情報をもとにソフトウェア要求の仕様書を作成し、工程やスケジュールを立案、プログラマーが作成したソフトウェアの品質確認まで、開発全体を統括しています。協力会社の管理や他部署との連携も大切な役割です。

各エリアの担当者が参加するグローバル会議で
フィードバックを得て、やりがいを実感

前職のキャリアはどのように活きていますか?

前職は組込ソフトウェア、現在はWindowsアプリケーションと対象は異なりますが、ソフトウェア開発のプロジェクト管理という点では共通する部分がたくさんあります。なかでもさまざまな関係者と調整し、変化する状況を見極めながらプロジェクトを進めてきた経験は大いに活きていると感じています。

入社して印象的だったエピソードを教えてください。

現在の部署では、世界各エリアの現地法人代表を招いたグローバルな会議を定期的に実施しています。自分たちが開発したソフトウェアに対して、このようなフィードバックを得る機会は前職ではあまりなかったので、とても新鮮です。次の開発に役立つ情報も多く、世界各国で高く評価されているといった声を聞くと、やりがいにもつながります。

柔軟であり、寛容である風土。
チャレンジする姿勢を前向きに受け止めてくれる。

ニコンならではの社風をあげるとするならば?

柔軟であること、寛容であることだと思います。仕事を進めていく中で時には失敗することもあります。現在の職場では、そうした失敗も寛容に受け止めてくれて、どう解決していくべきか上司が一緒に考えてくれます。

今度どのようなチャレンジをしていきたいですか?

まずは現在担当しているソフトウェアと顕微鏡に関わる知見を深めていきたいです。また、開発の進め方や関係部署との調整など、前職での経験も活かして積極的に改善を提案していこうと思っています。このような提案やチャレンジについても、自ら手をあげれば前向きに受け止めてくれる風土があるように感じています。日頃仕事に取り組んでいて、キャリアや新卒といったバックボーンの違いを意識することはまったくありません。

※社員の所属やインタビュー内容は取材当時のものです