Voice 02

対談:働き方・ワーク&ライフ

仕事と家族だけじゃない。
自分らしさも大切にできる。

MEMBER PROFILE

Chisako Iwamoto

ヘルスケア事業部 技術統括部
システム開発部 第1開発課
2010年入社

WORK&LIFE

―WORK:研究用顕微鏡に取り付けるカメラの開発を担当。お客さまへのヒアリングでわかった要求を具体的な性能に落とし込み、開発フェーズに移行するための仕様書を作成中。また、顕微鏡の使用例を紹介するアプリケーションノートの作成、実験の計画立案、画像評価なども行なっている。

―LIFE:10歳、7歳、3歳の子育てに奮闘。その一方で、行きつけの公園でのゴミ拾いや自宅の断捨離、編み物など、ストレス発散につながる活動にも力を入れている。昔やっていたテニスを再開しつつあり、子どもと一緒に壁打ちに出かけることも。週末は子連れでイベントに参加するのが習慣。ニコンのチャリティーイベントなども楽しんでいる。

Ryo Tanabe

財務・経理本部
経理部 連結会計課
2013年入社

WORK&LIFE

―WORK:ニコングループ全体の連結財務諸表をベースに、四半期ごとに作成される国や投資家に向けた開示書類(有価証券報告書や決算短信など)を担当。また、それに伴うグループ各社からの情報収集や、会計基準についての確認、会計処理についての検討などを手がけている。

―LIFE:共働きの妻と協力しながら、1歳の育児と家事に奮闘中。在宅勤務とスーパーフレックスタイム制度を活用し、子どもの送迎や掃除、食事の用意などを担当している。また、フットサルの社会人チームに所属。週3回程度の練習のほか、年間15〜20試合の公式戦にも出場。その移動時間を利用して、ファイナンシャルプランナー2級の資格勉強を始めたところ。

THEME 01

自分らしい時間を、
持ちつづけたい。

入社先を選ぶとき、ワーク・ライフ・バランスについて意識しましたか?

しました。仕事は頑張りたいし、母親にもなりたい。 その両立が叶うかどうかは大切なポイントでした。 そんなにたくさんの企業をみていたわけではありませんが、 検討していた中で唯一「くるみんマーク(※)」を取得していたのがニコンでした。

※「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証。ニコンは特に両立支援状況が優良な企業として、2018年に「プラチナくるみん」の認定を取得している。

会社四季報に有給取得日数が載っているんですが、 ニコンはそれがけっこう多かったんです。 休みの多さが第一条件ではないにしても、魅力のひとつではありましたね。 大学で始めたフットサルを、ここなら続けられるかも…… と、ちょっと思いました。

田辺さんは実際にフットサルを続けていますね。

でも、子どもが生まれたことをきっかけに、練習が少なめのチームに移籍しました(笑)。練習が週5のチームから、週3〜4のチームへ。

あまり減っていないような(笑)。ニコンには、部活動としてスポーツを楽しんでいる人も多いですよね。

そうですね。サッカー部やフットサル部もあるのかな?テニスはあったかな。

テニスはあります。私、幽霊部員です(笑)。 いまは部活ではなく、子どもと一緒に壁打ちを楽しんでいます。

お子さんとはよく出かけるんですか?

そうですね。特に週末は出かけていることが多いです。 いつもの公園に行くこともあれば、 子どもと参加できそうなイベントを探すこともあります。 先日は、ニコンが協賛しているチャリティイベントに行ってきました。

やっぱり、子どもと過ごす時間が生活の中心になってきますよね。

すぐに時間がなくなっちゃいますね(笑)。 だからといってストレスを溜めないように、 できることを自分らしく楽しむようにしています。 断捨離ですっきりしたり、時短料理に取り組んだり、 すぐに夢中になれる編み物を始めたり。

THEME 02

制度だけではなく、
サポートする気持ちも充実。

岩本さんは3人のお子さんの育児中ですね。
出産と育児にあたって、どんな制度を利用されましたか。

産前産後休暇と育児休暇、それに復帰後の短時間勤務ですね。 やっぱり、1人目より2人目、2人目より3人目のほうが余裕ができます。 気持ちの面でもそうですし、制度がどんどんよくなっているおかげでもあります。 たとえば、短時間勤務とスーパーフレックス(コアタイムのないフレックス)を 組み合わせられるようになったのは3人目から。 すごく助かってます。朝、子どもがぐずっちゃっても、出勤を遅らせることができて。

ニコンは、世の中のいい制度をキャッチアップするのが早いですよね。

社員の声をちゃんと聞いていて、それが反映されている気がしますね。労働時間が1分単位で計算されるようになったみたいに、 地味に見えて大きな変化がよくあります。

僕の子どもが生まれた時は、 ちょうど有給休暇が残っていたので育児休暇は取らなかったんです。 でも、妻出産休暇(妻の出産に伴う最大5日間の休暇)は利用しました。 コロナ禍の里帰り出産だったので立ち会いはできなかったのですが、 親族への出産報告とか、役所での手続き準備に充てられてよかったですね。

育児面で活用している制度はありますか。

在宅勤務とスーパーフレックスです。 在宅の仕事を終えて、子どもとごはんを食べて洗い物をして、 お風呂に入れてからフットサルの練習に行く。 2つの制度がなかったら、こんな毎日は送れません(笑)。 それから、有給休暇をはじめとする休暇が取りやすいのも助かりますね。 さすがに繁忙期は難しいですが、そうでなければ休暇を取得しやすい環境です。

それを認めてくれる周囲の優しさもありますよね。 私は2人目と3人目の出産時、切迫早産などで予定外の入院をすることになりました。 会社にとっても急な話だったはずですが、本当に快くサポートしてもらえて。 仕事で関わりがない人まで含めて、みんなに温かく見守られていると感じました。

田辺さん、来年はリフレッシュ休暇(勤続10年ごとの休暇)じゃないですか? ほかの休暇とつなげて、2週間くらい休む人もいるみたいですね。

どんなふうに使うかはまだ決めていないんですが、やっぱり旅行かな。

旅行、いいですね。3人目の育児休暇中に、思いきって子どもを3人連れて、 夫が単身赴任しているカリフォルニアまで出かけたんです。 それがすごく楽しめました。

THEME 03

さらに充実した環境を、
自分たちの手で。

お2人とも制度や環境に満足されているようですが、
あえてマイナスを挙げるとしたら?

在宅勤務は週3日までというルールですが、 そろそろ制限をなくしてもいいんじゃないかなと思います。 僕の業務は繁忙期がはっきりしていて、 そうじゃない時期は完全に在宅勤務でもいいのかなと。

同感です。私も、どうしても出社する必要があるとすれば実験くらい。 基本的には、在宅勤務だけでも支障はなさそうです。

完全在宅勤務が可能になれば、移住もできますよね。 じつは、いずれは大阪に移住したいと思っていて。 サポーターをしているサッカーチームも、妻の実家も大阪にあるんです。

ご自分のフットサルはいいんですか?

いずれは年齢的にできなくなりますから(笑)。それまでにフル在宅勤務が実現しているといいですけど。

最後に、お2人のこれからの目標をお聞かせください。

経理業務全体の効率化に挑戦したいと思っています。 先ほどの話とも重なりますが、コロナ禍によるシステム化を経て、 在宅勤務でも問題のない体制ができあがりつつある。 でも、非効率な部分もまだまだ残っていますし、残業の多い時期もある。 積極的に自動化して、さらにいい労働環境を整えていきたいですね。

しっかり経験値を積んで、確実にキャリアアップしたいですね。 「会社にいてよかった」と思われる存在になれるよう、 自分らしい働き方を模索し続けたいと思います。

それにやっぱり、子育てですね。せっかく制度の整ったニコンにいるので、妻だけに負担をかけることなく、仕事とバランスを取りながらしっかり育児に参加したい。

自分自身の成長や幸せも追いかけながら、 心の余裕を持って子どもたちの成長を見守れたらいいですね。 余裕があると、優しいママでいられますし(笑)。 ニコンはそれが叶う会社だと思います。

Off Shot

自宅近くの公園でパシャリ。
次の休暇は家族で旅行がしたいです。

フットサルの練習は週3日以上。
仕事、子育て、趣味のバランスを取りつつ全てを充実させたいです。

※社員の所属・インタビュー内容は取材当時のものです。