Making a better world with trust and creativity
ニコンは企業理念である「信頼と創造」のもと、100年以上の歴史を通じて培った光利用技術と精密技術を活かした革新的なテクノロジー、
高度なソリューションによって、きたる「人と機械が共創する未来」において人間の可能性を拡げ、豊かでサステナブルな社会を実現するための挑戦を続けています。
「人と機械が共創する社会」に
新たな価値を提供する
ニコンのソリューションをご紹介します。
Robot Vision System/
Intelligent Actuator Unit
最新技術の組み合わせがもたらす
ロボティクスの未来
ニコンのロボットビジョンシステムは、「圧倒的な高速性」「高い認識力」「使い勝手の良さ」において他と一線を画します。人間の目の何倍もの早さの高速センシングを2D/3Dカメラかつ手と目が一体化したハンドビジョンに採用することで、ロボットの高速および柔軟な動作を実現。ランダムに積まれたワークのピッキング、移動ワークへの組付作業を、ティーチングの手間を軽減しながら誰でも簡単に短時間で行うことが可能です。
また、協働ロボット用関節ユニット インテリジェントアクチュエータユニット(C3 eMotion)は、特別なノウハウを持たないエンジニアが自由な発想で、そして簡単に「ヒト協働ロボット」を作ることを可能にします。
CES2025では、ロボットビジョンシステム/インテリジェントアクチュエータユニットの組み合わせによる提供価値を、『未来のレストラン』をテーマに体現。
ニコンは、ロボティクスのさらなる発展に貢献し、持続可能な産業の実現のため、ものづくりの可能性を拡げていきます。
Riblet Processing
サメの肌からヒントを得た独自加工
技術が、さまざまな分野における
エネルギーロスを減らす
ニコンは独自のレーザー加工技術を活用し、サメの肌をモチーフにしたリブレットと呼ばれる人工的な微細構造をさまざまな製品の部材表面に人工的に付与することで、エネルギー効率を高めることを可能にしました。ニコンが推進するリブレット加工技術の開発は、風力発電や航空機などにおいて実用化に向けた検証が行われており、今後さまざまな分野への貢献が期待されます。
CES2025では、バイオミメティクス(自然界の生物の優れた性質を模倣して新たなテクノロジーや製品を創出する考え方)の観点から、リブレット加工技術を紹介。
ニコンは、デジタルマニュファクチャリングの価値と可能性を最大限に実現する、革新的なソリューションを提供します。
In-Vehicle Camera System
革新的な車載カメラシステムで、
多様な領域への価値創出を目指す
先進運転支援システム(ADAS※)や自動運転技術といったテクノロジーが日々進化する自動車業界において、高まるドライバー自身の視認性を向上させる手段へのニーズ。
ニコンと三菱ふそうは、未来のトラックやバスに新たな価値を創出することを目的に、革新的な車載カメラシステムを開発。望遠レンズと広角レンズを一体化し、遠方と周辺を一台で同時に確認することが可能となるこの革新的な技術を、車載のみならず多様な領域に展開すべく、ニコンはあらゆる可能性を探索しています。
- ※Advanced Driver-Assistance Systems:ドライバーの安全や快適な運転のため、自動車自体が周囲の情報を把握し、ドライバーへの警告や自動車制御などを支援する機能の総称
Mirrorless Cameras
映像表現を進化させ、
すべてのユーザーの想像力、
表現力を引き出す
発売後も、ファームウェアアップデートによって絶えず進化を続け、動画も含めた映像表現の可能性をこれまで以上に拡げているZ9。多彩な画作りを楽しめる機能と上位機種の優れた機能・性能を兼ね備えたZ50IIなど、さまざまなユーザーのオリジナリティあふれる表現に応えるZシリーズカメラの数々。また、その真価を引き出すNIKKOR Zレンズは、より多くの光を取り込む大口径のマウントと短いフランジバックの理想的な仕様により、光学設計の自由度を格段に高め、極めて高い解像感や美しく自然なボケなど、ユーザーに驚きを与える描写力を実現します。
CES2025では、ポートレート撮影の体験を通してZシリーズでのクリエイティブな映像体験を提供。
誰もが自分らしい表現を追求できるように。ニコンは、映像表現の新たな時代を創ります。
The Artemis Mission
-Mirrorless Goes to the Moon-
The Artemis Mission
-Mirrorless Goes to the
Moon-
歴史的な共創が、極限の環境で想像を
超えた世界をとらえる
Credits: NASA / Josh Valcarcel
Nikon Inc.は、アメリカ航空宇宙局(NASA)とスペース・アクト協定を締結し、有人月面探査「アルテミス計画(2027年半ば以降予定)」で使用される手持ち型ユニバーサル月面カメラ(HULC)の開発を支援します。
NASAは宇宙ミッションに適応できる改良を加えたミラーレスカメラZ9を、アルテミス計画の第3段階となる有人月面着陸ミッション「アルテミスⅢ」において運用することを計画しており、Z9は月で活動する乗組員によって使用されることになります。
CES2025では、月面環境で、ほこりや、極端な温度変化からカメラとレンズを保護するための断熱ブランケットなど、壮大なプロジェクトをサポートするニコンのソリューションを紹介。
ニコンは映像技術をとおして、歴史的な瞬間を世界中へ届けます。
Virtual Production
革新的な映像ソリューションで、
動画市場に新たな
イノベーションをもたらす
バーチャルプロダクションは、高解像度のLEDウォールを使って、複雑なシーンや現実には撮影不可能なシーンを視覚化。UNREALエンジンの助けを借り、時間や季節、場所にとらわれず、思い描いた通りの背景で撮影することを可能に。
ニコンの映像技術に、ニコングループのMRMC社の高速度カメラロボットとバーチャルプロダクション技術、2024年に仲間となった業務用シネマカメラのパイオニアであるRED社の技術が融合。映像制作を前例のないレベルにまで押し上げ、時間や場所を問わず、望むがままの背景での撮影を可能にします。
CES2025では、MRMCのStudiobot LTとREDのシネマカメラKOMODO Xをフィーチャー。両者を駆使して、来場者がブロードキャストの現場で天気予報士をバーチャル映像(Disguise社提供)のもと体験できるアクティビティーを展開します。また、同出展では、ニコングループのニコンクリエイツがドローンとLEDバーチャルプロダクションを使って撮影した没入型映像をNikon Boothのエントランスで9.5m X 3.0mの大画面で上映します。
ニコンは、「時空を超えて人と人がつながる社会」を映像制作の面から支えます。