先進運転支援システム（ADAS※）や自動運転技術といったテクノロジーが日々進化する自動車業界において、高まるドライバー自身の視認性を向上させる手段へのニーズ。
ニコンと三菱ふそうは、未来のトラックやバスに新たな価値を創出することを目的に、革新的な車載カメラシステムを開発。望遠レンズと広角レンズを一体化し、遠方と周辺を一台で確認することが可能となるこの革新的な技術を、ニコンは車載のみならず多様な領域に展開すべく、あらゆる可能性を探索しています。
映像と映像解析によって、人の目では容易に見つけられない事象を検出し、可視化／通知
望遠レンズと広角レンズの一体化を実現し、遠方と周辺を同時に撮影することが可能。
遠方と周辺の光軸が同一のために視差が生じないことから、車載カメラであればAIが道路の情報を画像認識する際に、遠方で認識した標識や他車をトラッキングしても、対象を見失ったり二重に認識したりする問題を減らすことができます。
車載カメラに活用する場合、望遠レンズと広角レンズを一体化したカメラシステムを効果的に車体に配置することにより、車輛に設置するカメラ台数を抑えることができます。結果、全周囲360度を途切れなく見ることができ、従来の課題であったシステムコストや故障率などの低減が期待できます。
ニコンと三菱ふそうは、光学技術と画像処理技術を生かした映像と映像解析により、人の目では見つけられない事象を検出し、可視化、通知する車載カメラシステムを通して、未来のトラックやバスに新たな価値を創出することを目指します。この革新的なソリューションを、ニコンは車載のみならずさまざまな領域に応用すべくあらゆる可能性を探索していきます。
