従業員の健康と安全
マテリアリティ9
関連するSDGs
ありたい姿
戦略
重要と考える理由
従業員の健康と安全は、企業活動の根幹をなすものです。そして健康と安全を確保するためには、従業員が自らの健康と安全の大切さを理解して、各種健康診断、安全衛生教育、リスクアセスメントなどの健康安全諸活動に対し、自主的に参画するような仕組みづくりや職場環境の形成を図る必要があります。
コミットメント
ニコングループは、2023年3月に制定した「ニコングループ健康安全方針」の中の「ニコングループ健康安全宣言」に、派遣会社や請負会社の社員も含め、ニコングループで働くすべての人が健康で安全で、心の豊かさを感じて働ける職場づくりを行っていくことを表明しました。
2024年は方針制定2年目になり、ニコングループで働くすべての人の健康と安全に関わるさまざまなリスクを確認の上、健康安全諸活動を遂行していきます。
基本的な考え方
ニコングループでは、企業の根幹となる従業員の健康と安全を確保することが、従業員の生産性向上にもつながると考えています。このため、派遣会社や請負会社の社員を含めニコングループで働くすべての人の健康と安全を脅かすリスクの排除・低減は、最優先で執り行うべき重要課題です。2023年3月、中央健康安全会議において「ニコングループ健康安全方針」を定め、この考えを健康安全宣言として方針の中で表明しました。
ニコングループ健康安全方針
健康安全宣言
ニコングループで働くすべての人が健康と安全、そして心の豊かさを感じて働ける職場環境をつくります。その上で、一人ひとりが意欲的・自発的に業務に取り組み、ニコングループが掲げる 「人と機械が共創する社会の中心企業」の実現を目指していきます。
重点項目
- 1.従業員の健康の保持・増進(ヘルスリテラシーの向上)
従業員が心身の健康の大切さを自覚し、自身の健康チェックや健康の保持・増進について積極的に取り組みます。 - 2.法令順守、安全管理の徹底による労働災害の抑止
責任管理体制の下での巡視活動、作業リスクアセスメント、従業員の危険感受性を養う安全教育や啓発活動などの措置活動を行います。
ニコングループ各地域の安全活動、災害事例を共有化し、再発防止策のグローバル展開を図ります。 - 3.対話による活力ある職場環境づくり(コンフォート、コミュニケーションの向上)
お互いを理解しあい、信頼と連帯感を深め、快適で働きがいを実感できる職場環境をつくります。
指標と目標
指標と目標(達成年度) | 2023年度計画 | 2023年度実績 | 2024年度計画 |
---|---|---|---|
定期健康診断有所見率(国内ニコングループ):前回全国平均*1以下(毎年度) |
2022年全国平均57.3% 以下
|
定期健康診断における有所見率(ニコン):48.7% |
2023年全国平均以下
|
業務起因性、業務遂行性の高い労働災害件数:60件以下(2025年度) |
|
業務起因性、業務遂行性の高い労働災害件数52件(国内29件、海外23件) |
|
ストレスチェック高ストレス者率(ニコン):前回全国平均*2以下(毎年度) |
2022年全国平均15.0%以下
|
ストレスチェック高ストレス者率:13.5% |
2023年全国平均14.8%以下
|
- *1厚生労働省が公表する製造業の全国平均値。
- *2ストレスチェック委託業者が公表する全国平均値。
サステナビリティ報告書
詳しくはサステナビリティ報告書の「従業員の健康と安全」をご覧ください。
従業員の健康と安全
-
基本的な考え方
-
戦略
-
ガバナンス
-
リスク管理
-
指標と目標
-
主な取り組み