ニコングループ・サステナビリティ・フォトコンテスト入賞作品決定

グループ社員から作品を募集

2024年2月7日

ニコングループは、社員が環境活動に積極的に取り組むことをねらいとして「環境フォトコンテスト」を2004年から毎年、開催してきました。今年度から作品テーマをサステナビリティに拡大して「ニコングループ・サステナビリティ・フォトコンテスト」として開催し、審査の結果、最優秀賞と優秀賞を決定しました。

今回のフォトコンテストは「レンズを向けることが、サステナビリティのはじまり」をキャッチフレーズとして、2023年6月から9月末までニコングループ社員を対象に作品を募集。10の国や地域の75名から137点の作品が集まりました。

作品の審査は、冒険家、写真家として80以上の国と地域を訪れ、現在は大学教授としてサステナビリティや環境経営を専門とする九里徳泰氏が担当し、最優秀賞と優秀賞を決定。各受賞者には賞状のほか、審査員が受賞理由を解説した動画を賞品として贈呈しました。

最優秀賞

  • 作品名  Marked by the past. A message to all of us
  • 受賞者  Zed Kato
  • 所属会社 Nikon Precision Europe GmbH(ドイツ)

受賞理由

この作品は、ドイツを流れるエルべ川の川床から表れた「ハンガー・ストーン」を撮影しています。この石には川の渇水による飢饉を知らせる文字や年代が刻まれていて、折しもその石が表れて私たちにに警告を発していています。「水」は人類の「命の源」であり、サステナビリティにおいて極めて重要な生態系サービスであることを再認識させてくれる作品として高い評価を得ました。

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優秀賞

  • 作品名  Protectors
  • 受賞者  Shibashis Mukherjee
  • 所属会社 Nikon India Private Limited(インド)

受賞理由

インドのスンダルバン・マングローブ地域を上空から撮影しています。マングローブ林は「生き物の命のゆりかご」とよばれ生物多様性の宝庫です。このような素晴らしい環境を未来に渡すことができるかが問われています。環境サステナビリティを示すシンボリックな作品であることが評価されました。

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