信頼される企業を目指し、グローバルで取り組む社員教育
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ニコン社員としてのあるべき姿を、ニコングループの2万人以上の社員一人ひとりに浸透させるべく、各地の担当者が教育活動に取り組んでいます。
新しくなったニコンの行動規範
企業の「行動規範」と聞いて、どんなものを思い浮かべるでしょうか。就業規則や、社内規定のようなものを想像する人もいるかもしれません。「ニコン行動規範」は、社員が日常業務において倫理観をもって適切な行動をするための基準です。
2018年1月、ニコングループはこの行動規範を改めました。急速に変化しているグローバルビジネス環境にかなった内容とし、社員が守るべきものとして、16の言語で展開しました。
すべての社員に、行動規範を自分のものにし行動に移してもらうためには、その中身や大切さが伝わらなければなりません。そこで、動画やQ&Aを用いてわかりやすくかみ砕いた内容の教材をつくりました。各国にいる教育担当者が情熱と工夫をもって、ほかの社員たちに行動規範を伝えようとがんばっています。
教育担当者たちの声を聴いてみます。
世界各地で伝え、高め合う
「行動規範には、ニコン社員として正しい判断をするための“よりどころ”が載っているのだと、みんなに伝えました。社員たちは、会社が自分になにを求めているかが母国語のスペイン語でわかりやすく記されていることから、熱心に中身を理解しようとしていました。」
Rocio Ramirez Nikon Latin America, S.A.
「まず、各部門をリードする役割の社員たちに、新たな行動規範を広く知らせることの意義をわかってもらうことから始めました。社長も、社員みんなの前で『全員で取り組んでいきましょう』と決意を表し雰囲気づくりにつとめました。行動規範の実践に向けて積極的になった社員が多く、なかには『会社の誠実さを感じた』と言っている社員もいます。」
Sy Chang Nikon Precision Taiwan Ltd.
「『好奇心』『親和力』『伝える力』。ニコンが掲げるこれらの心掛けを、行動規範を通じてさらに強くすることに力を入れました。より理解を深めるため、社員同士がディスカッションする時間を設けて活発に意見を出しあいました。」
Rachel Lee Say Nee Nikon (Malaysia) Sdn. Bhd.
Outlook社会から信頼される企業であるために
ニコンが社会とともに発展していく土台として、誠実で信頼される企業であることが必要です。そのためには、社員一人ひとりがニコン行動規範を理解して行動することが欠かせません。
ニコンは、これからもグループ一丸となって、行動規範の浸透と実践につとめつづけます。それにより「信頼と創造」という企業理念の実現を目指していきます。
- *所属、仕事内容は取材当時のものです。