脱炭素化の推進
マテリアリティ3
関連するSDGs
目標
ありたい姿 | 2050年度までにサプライチェーン全体のカーボンニュートラルを実現 |
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戦略 | Scope1、2、3の削減と再生可能エネルギーの導入加速 |
指標/目標(達成年) |
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SBTの設定
ニコングループは、ニコン環境長期ビジョンのひとつである「脱炭素社会の実現」に関するニコン環境中期目標として、温室効果ガス削減目標を設定しています。この目標は、2024年1月にScience Based Targets(SBT)イニシアチブ*により「1.5℃」基準の認定を受けています。また同年同月、ネットゼロ目標の認定も取得しました。
- *Science Based Targets(SBT)イニシアチブ:気候変動など環境分野に取り組む国際NGOのCDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)による国際的な共同イニシアチブ。パリ協定がめざす「世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べて2℃未満に抑える」という目標に向け、科学的根拠に基づく削減のシナリオと整合した企業のCO₂排出削減目標を認定している。
ニコングループのSBT
[ネットゼロ目標]
ターゲット年:2050年度
- バリューチェーン全体で温室効果ガス排出量実質ゼロ*を達成
- *バリューチェーン全体(スコープ1、2、3)で90%削減し、残余排出量はSBTイニシアチブが定める基準に従って中和すること
[短期目標]
ターゲット年:2030年度
- Scope1およびScope2における温室効果ガス排出量を2022年度比で57%削減
- Scope3における温室効果ガス排出量を2022年度比で25%削減
TCFD提言に基づいた気候関連情報の開示
2017年、金融安定理事会(FSB)により設置された気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が、最終報告書「気候変動関連財務情報開示タスクフォースによる提言」を開示しました。ニコンは、2018年11月にTCFDへの賛同を表明し、TCFDの提言に基づいた情報開示を進めています。
RE100への加盟
ニコンは、事業活動で使用する電力の100%を再生可能エネルギーで調達することを目標とする、国際イニシアチブ「RE100*」に加盟しています。2030年度までに、使用する電力の100%を再生可能エネルギーにすることをめざすとともに、RE100加盟の他企業とともに再生可能エネルギー市場や各国政府への働きかけを積極的に行っています。
- *RE100:CDPと気候変動に対する活動に注力する非営利組織The Climate Groupが、パートナーシップのもと運営し、世界の企業が参加する国際的イニシアチブ。
2022年度目標と実績
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2022年度目標 | 2022年度実績 |
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サステナビリティ報告書
詳しくはサステナビリティ報告書の「脱炭素化の推進」をご覧ください。
サプライチェーンにおける温室効果ガス削減
- SBTの設定と「Business Ambition for 1.5℃」への署名
- サプライチェーン全体の温室効果ガス(GHG)排出量
製品における温室効果ガス削減の取り組み
- LCA手法による環境影響評価
- 製品のCO₂削減施策
- 調達パートナーへのCO₂削減推進
事業所における温室効果ガス削減の取り組み
- エネルギー起源CO₂排出量およびエネルギー使用量の推移
- 再生可能エネルギーの活用
- RE100への加盟
- 非エネルギー起源CO₂およびその他の温室効果ガスの排出状況
- 事業所での温室効果ガス削減施策
物流における温室効果ガス削減の取り組み
- 物流における温室効果ガス排出量の把握
- 物流における温室効果ガス削減施策
TCFDの要請に基づいた情報開示
- TCFD提言に基づいた気候関連情報の開示