地球環境を次の世代へつなぐ

ニコングループでは、地球環境を次の世代へつなぐことをめざし、子どもたちへの環境啓発活動に取り組んでいます。

ニコングループの環境啓発の取り組みに参加した子どもたち 1,532名
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう
「Light on Small」は、2017年9月から提供が開始され、以来6年間で、4,531名の子どもとたちがこの教材で学びました。

環境教育プログラム「Light on Small」

Nikon Europe B.V.では、国際環境教育NGO のFoundation for Environmental Education(FEE)のオランダ支部と協働し、ニコンの実体顕微鏡「ファーブル」を使った環境教育プログラム「Light on Small」を提供しています。2023年度は、オランダ国内の1,162名の子どもたちがこの教材を活用しました。

赤谷の森のある群馬県みなかみ町では、小学校の環境教育に赤谷ノートを活用しています。2023年度も、ニコンは赤谷プロジェクトを担う公益財団法人日本自然保護協会を通じてみなかみ町に寄贈しました。

森の生き物を題材に生物多様性を学べる『赤谷ノート』

ニコンでは、生物多様性復元計画「赤谷プロジェクト」の支援の一環として、子どもたちに向けた冊子『赤谷ノート』を企画・制作して無償で配布しています。2023年度は、教育機関に150冊を配布しました。

携帯型実体顕微鏡「ファーブル ミニ」で海の生物観察をする「いきもの観察DAY」に参加した子どもたち。

子どもたちに森と水辺の生きものの観察体験を提供

ニコンビジョンは「いきもの観察DAY」と題した活動を2022年度から開始しました。この活動は、生きものの観察体験を通じて子どもたちに理科学習の楽しさや環境保全の大切さを伝えることをめざし、自然保護団体の公益財団法人日本野鳥の会と協働して行われました。森と水辺での観察をテーマに、都市にほど近い緑地保全区域と海浜公園で年2回行われた活動には、のべ220名の親子連れが参加しました。

Pick Up赤谷プロジェクト

ニコンは、公益財団法人日本自然保護協会の「赤谷プロジェクト」を2006年から支援しています。このプロジェクトでは、群馬と新潟の県境に広がる国有林・赤谷の森で生物多様性の保全や復元のための調査や実証実験が行われています。ニコンは、デジタルカメラや双眼鏡といった製品の提供のほか、従業員による自然林再生のためのボランティア活動を行っています。そのほかにも、プロジェクトの野生動物生息調査に協力するため、日本自然保護協会が取得した数万枚の画像から動物の画像を自動検出するためのアプリケーションを開発、提供しました。

人の手による自然林の復元を早める実証実験のため、2016年から毎年、国内ニコングループの従業員がボランティアで活動しています。

『赤谷ノート』の頒布について

小学校高学年~中学生を対象とした教育の場(学校教育、自然観察会など)で、教材として活用できる冊子です。小・中学校や公益団体による子ども向けの活動で使用される場合、ニコンより無償でお届けいたします。
ご希望の方は下記リンクからお問い合わせください。お問い合わせにあたっては、次のご対応をお願いいたします。

  • お問い合わせ種別 は「サステナビリティ」を選択してください。
  • お問い合わせ内容の欄に、赤谷ノート希望と明記していただき、教育機関/団体名、ご担当者の方の氏名、ご希望の冊数をご記入ください。

なお、お問い合わせをいただいてからご回答まで日数がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。

  • 個人の方の自然観察会などへの無償頒布は行っておりません。お問い合わせ後、所定の書類をご提出いただきます。活動内容によっては、無償頒布をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください
赤谷ノート