未来を拓く次の世代を応援

ニコングループでは、これからの産業や芸術・文化を担う人材を発掘・育成する活動に取り組んでいます。

ニコングループの人材発掘・育成の取り組みに参加した人数 18,137名
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
2022~2023年に開催したニコンフォトコンテストの動画部門のグランプリ受賞作品「Margaret Gallagher is real(マーガレット・ギャラガーは実在する)」。 ※画像をクリックすると作品掲載ページに遷移します。

ニコンフォトコンテスト

ニコンは、写真文化発展への貢献のため1969年から国際写真コンテスト「ニコンフォトコンテスト」を主催してきました。このコンテストでは、年齢、国籍、経験、撮影機材のメーカーを問わず、表現者が伝えたいメッセージを共有する機会を時代の流れに沿った部門構成で提供し続けています。

ニコンサロンでの写真展の様子。

ニコンサロン

ニコンイメージングジャパンは、写真文化の普及•向上を目的に1968年に開設した写真展示場「ニコンサロン」の運営を続けています。「ニコンサロン」では、プロ・アマの壁を取り払い、企業戦略に影響されず、あらゆる分野の優れた作品の展示場として写真展本来の姿を追求するとともに、新進写真家による最も優れた作品展に対し「三木淳賞」を1999年から継続して贈呈するなど若手写真家支援活動に取り組んでいます。

Daum Junior Photo Festivalのキャンプで開催された写真講習会の様子。

「Daum Junior Photo Festival」に協賛

Nikon Imaging Korea Co., Ltd. では、2008年から毎年、Parkgeonhi foundation が主催する「Daum Junior Photo Festival」に協賛し、写真に関心のある若者の才能を開発するプログラムをサポートしています。この「Daum Junior Photo Festival」では、フォトコンテストを通じて選抜された若者たちに対し、写真講習会、撮影会、フォトレビューなどを行うキャンプに参加する機会が提供されています。

ニコンは、寄付研究部門での講義のほか、東京大学を中心に発足した大学院教育プログラム「先端レーザー科学教育研究コンソーシアム」の講義にも協力。

ニコン 光・精密フロンティア寄付研究部門

ニコンは東京大学生産技術研究所に開設する「ニコンイメージングサイエンス寄付研究部門」により次代の光学産業をリードする技術者の育成に協力してきました。2023年度からは、この寄付研究部門を発展させた「ニコン 光・精密フロンティア寄付研究部門」を新設し、次世代の人材育成に貢献するとともに、将来的に社会が求める価値を生み出すため、社会実装につながりうる研究テーマの創出をめざしていきます。

2023 年12 月、4 年ぶりにサバナケット大学で開催されたニコン・JICA 奨学金の授与式。

ニコン・JICA奨学金

ニコンと独立行政法人国際協力機構(JICA)は、2014年から国立サバナケット大学でニコン・JICA奨学金の運営を協働しています。ニコンは毎年40名の学生に奨学金を支給しており、これまでのべ360名を支援してきました。2018年からは、ラオスと日本をつなぐ産業人材の育成をめざし、奨学金での日本語学科生の優遇や、日本語学科の教育人材不足に対する指導助手などの雇用支援を行っています。

Pick Up国立高等専門学校の学生への奨学金を設立

ニコンは、2022年度に国立高等専門学校機構と協働して国立高専の学生向けの奨学金を設立し、2023年度に1期生となる40名を選考して奨学金の支給を開始しました。
この奨学金は、実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関である高等専門学校の学生を対象とすることで、ニコングループが2030年のありたい姿に掲げる「人と機械が共創する社会」をともに築いていく次世代が増えていくことを願うとともに、日本の将来の産業基盤を支える理工学系人材の育成に寄与していくことをめざしています。
ニコンは、奨学金の給付のみならず、奨学生たちとのコミュニケーションを図ることで学生たちを応援するとともに、学生たちが将来のキャリア形成に役立つ情報提供なども行っています。

2023 年9 月開催の奨学金証書授与式に集まった国立高等専門学校の学生たち。