紫外線カメラ用Cマウントレンズ「Rayfact UV25mm F2.8」を発売
紫外線による外観検査や特殊な観察用途に最適
2024年10月21日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコンは、紫外線カメラに適したCマウント産業用レンズ「Rayfact(レイファクト) UV25mm F2.8」を発売します。「Rayfact」のUVシリーズは、半導体ウェハや電子部品などの外観検査に適しており、微細な傷や凹凸の検出、可視光で判別しづらい素材の識別などに使用されています。また、燃焼研究やプラズマ研究などの分野でも使用されており、今後幅広い分野での活用が期待されます。
今回発売する「Rayfact UV25mm F2.8」は、業界最小※の画素サイズの2.74μm角の画素を持つ高精細カメラセンサーであるソニーセミコンダクタソリューションズ社製UVイメージセンサー「IMX487」に最適化し、画像周辺まで明瞭に撮影できるよう設計されています。加えて、従来の製品よりも明るさが向上しているため、より広範囲を高解像度で検査することが可能です。
- ※2024年10月21日現在、ニコン調べ。
発売概要
商品名 | Rayfact UV25mm F2.8 |
---|---|
受注開始日 | 2024年12月1日 |
主な特長
- 使用波長範囲200~400nmの紫外線領域に対応
- ソニーセミコンダクタソリューションズ社製のUV波長域対応CMOSイメージセンサー「IMX487」に最適化した設計
- イメージサークルはΦ19.3mmで、1.2型センサーに対応
- 標準画角でF2.8の明るさを確保
- 使用波長範囲内でのフォーカスシフトを軽減
- 汎用性の高いCマウントに対応
主な仕様
横にスクロールしてご覧ください。
倍率 | ∞ | -0.05x | -0.15x | -0.20x | |
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焦点距離 (mm) |
25.0 | ||||
Fナンバー (∞) |
F2.8 ~ F16 | ||||
波長範囲 (nm) |
200 ~ 400 | ||||
イメージサイズ (mm) |
Φ19.3(1.2型センサー対応) | ||||
物体サイズ (mm)※1 |
- | Φ386.0 | Φ128.7 | Φ96.5 | |
物像間距離 (mm) |
- | 569.9 | 236.4 | 195.7 | |
周辺 照度比 (%)※2 |
F2.8 | 22.4 | 28.1 | 38.8 | 43.3 |
F4.0 | 38.8 | 47.1 | 61.1 | 67.0 | |
歪曲収差 (%)※2 |
-0.8 | -0.48 | -0.08 | +0.06 | |
ワーキング ディスタンス (mm) |
- | 488.7 | 155.2 | 114.5 | |
マウント | Cマウント | ||||
フィルターサイズ | M35.5(P=0.5) | ||||
外形寸法 (mm) |
Φ60×63.5 | ||||
質量 (g) |
約380 |
- ※1最大値
- ※2IMX487センサー使用時
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