粉体供給機「Additional Powder Feeder」を発売

金属アディティブマニュファクチャリング装置(金属3Dプリンター)「Lasermeister 102A」向けオプションユニット

2024年10月10日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコンは、金属アディティブマニュファクチャリング装置(金属3Dプリンター)「Lasermeister 102A(以下、「LM102A」)」に金属粉体を供給するオプションユニット・粉体供給機「Additional Powder Feeder(以下、「APF」)」を発売します。
APFにより、異なる複数の金属粉体を装置に供給することが可能となり、LM102Aを通じて複数の金属を組み合わせた新たな付加価値を有する合金および部品の開発に貢献します。

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LM102AとAPF2台を組み合わせた様子
APFの外観は変更となる可能性があります

発売概要

ユニット名 Additional Powder Feeder
受注開始時期 2024年末

開発の背景

航空宇宙、防衛、エネルギーなどの分野において、高温といった過酷な条件下でも、部品の耐久性や耐食性など安定した性能の確保が重要です。既存の金属材料だけでは部品の要求性能を満たさないケースがあるため、既に一部の大学や企業の研究機関などにおいて、複数の金属を組み合わせた特殊な合金の開発が進んでいます。このようなニーズに対し、少量からの合金開発を可能とするAPFを開発しました。

主な特長

  • 本製品は、DED(Direct Energy Deposition)方式でコンパクトな筐体のLM102A向けのオプションユニットで、少量の金属粉体から合金開発を実現。大学の研究室や企業のラボでも設置することが可能
  • ユーザーのニーズに応じAPFを2台~4台まで変更可能
  • 最大4種の異なる金属粉体を供給可能

想定アプリケーション

  • 合金開発
  • 機能性材料開発
  • 傾斜機能性材料開発
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主な仕様

横にスクロールしてご覧ください。

サイズ(W x D x H)※1 2442 mm x 750 mm x 1750 mm
重量※1 559.5 kg
最大粉体積載量※2 5 kg~20 kg

ソフトウェアは随時アップデート予定

  • ※1LM102AにAPFユニットを4台接続した場合の装置本体を含めた寸法と全重量
  • ※2APFユニット1台あたり5 kg、4台の場合は20 kg

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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