新経営体制のスタートにあたって
2024年4月1日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコンは、2024年4月1日より、馬立 稔和が代表取締役 兼 会長執行役員 CEOに、德成 旨亮が代表取締役 兼 社長執行役員 COO 兼 CFOに就任する新たな経営体制に移行します。
新体制のスタートにあたり、両名よりご挨拶申し上げます。
持続的な成長を目指して
1917年の創立以来、ニコンは光の可能性を追い求め、新たな価値を提供し続けてきました。
次の時代においても社会やお客さまの期待にお応えすべく、中期経営計画において「お客様の欲しいモノやコトをお客様にとって最適な方法で実現」することを目指し、完成品・サービス・コンポーネント一体でのソリューション提供を全社方針に定めています。これらの取り組みを通じ、2030年には「人と機械が共創する社会の中心企業」でありたいと考えています。
ニコンは中期経営計画に沿って順調な成長を遂げつつあります。一方、さらなる成長のためには課題も少なくありません。国内外の投資案件の増加による収益・リスク管理、内部統制の強化など、グループ全体の力を一段引き上げる必要があります。
こうした課題に対応するため、財務にとどまらない視点で全社戦略を推進してきた德成を社長執行役員COOに据え、テクノロジーを主導してきた私が会長執行役員CEOとなる経営体制に移行します。異なるバックグラウンドを持つ2人が両輪となり、中期経営計画の達成とさらにその先の持続的な成長を目指してまいります。
代表取締役 兼 会長執行役員CEO
馬立 稔和
確固たる経営基盤の構築
ニコンはありたい姿をVision2030に定め、さらなる企業価値の向上を目指しています。
持続的な成長を実現するためには、確固たる経営基盤の構築が必要です。グローバルガバナンスの強化や生産拠点の整備、DXを推進するとともに、事業運営面においては、バランスシートやキャッシュフローを重視し、資本を最適な形で配分する事業ポートフォリオ運営の高度化に取り組みます。
「人的資本」は企業にとって最も重要な資源です。私はニコンを、社員一人ひとりが自らの成長と企業の成長を同時に実感できるような会社、社員が自らの能力を存分に発揮できる組織体にしたいと思っています。国内外の様々な属性・経験・専門性を持った人材が互いに刺激し合い、Diversity, Equity and Inclusionを推進することでイノベーションが生まれる、そうした未来を目指します。
「人と機械が共創する社会の中心企業」というニコンのありたい姿を実現すべく、世界中の2万人の社員と力を合わせ、取り組んでまいります。
代表取締役 兼 社長執行役員COO 兼 CFO
德成 旨亮
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