「ニコン Z マウントシステム」対応の超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」を発売
幅広い焦点距離で、さまざまな被写体の撮影に対応
2023年6月21日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:上村 公人、東京都港区)は「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」を発売します。
「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」は、高い機動性と優れた操作性を備える超望遠ズームレンズです。野鳥や野生動物、飛行機など、遠くの被写体を大きく捉え、迫力のある撮影を実現します。さらに、広角端での最短撮影距離が1.3m、望遠端の最短撮影距離は2.4mと短いため、例えば野鳥を撮る合間に足元の花や昆虫など、近くの被写体の撮影も可能です。幅広い焦点距離域をカバーすることで、レンズを交換することなくこの1本で多彩な撮影が楽しめます。また、軽量設計や手ブレ補正効果5.5段※などにより高い機動性を実現し、インターナルズーム機構の採用などで操作性も大幅に向上させ、ユーザーの撮影を強力にサポートします。
ニコンは、今後も新次元の光学性能を追求し、ユーザーのニーズに応えていきます。そして、映像表現の可能性をさらに拡げることを目指し、映像文化の発展に貢献します。
- ※CIPA規格準拠。「NORMAL」モード、望遠端でフルサイズ/FXフォーマットのミラーレスカメラ使用時。
発売概要
商品名 | 「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」 |
---|---|
価格 | オープンプライス |
発売時期 | 2023年8月31日 |
主な特長
- 180mmから600mmまでの焦点距離をカバーしながら、質量約1955g※1と軽量化を実現
- 広角端での最短撮影距離が1.3mと短いため、足元の花や昆虫など、近くの被写体の撮影にも対応
- 5.5段の高い手ブレ補正効果により、手持ち撮影や暗所での撮影でも効果的にブレを軽減
- 「STM(ステッピングモーター)」を採用し、高速で静粛なAFを実現
- インターナルズーム機構の採用により、ズーミング時の重心の安定性や防塵性能などを向上
- 割り当てられる機能が豊富で便利な「レンズFnボタン」を前方に4つ配置し、手持ち撮影時でも操作しやすい設計
- フードが外れにくいレンズフードロック解除ボタン付きのレンズフードを採用
- 防塵・防滴に配慮した設計※2と、レンズ前面に防汚性能に優れたフッ素コートを採用
- 滑らかに動作し操作音が収録されにくい「コントロールリング」に加え、フォーカスブリージングの抑制に配慮した設計で、動画撮影にも最適
- テレコンバーター装着時においても高い解像感を維持し、「Z TELECONVERTER TC-1.4x」(2020年8月発売)の装着により焦点距離を840mmまで、「Z TELECONVERTER TC-2.0x」(2020年8月発売)の装着により焦点距離を1200mmまで拡大※3可能
- EDレンズを6枚採用したことにより、色収差を効果的に補正
- ※1三脚座リングを除く。
- ※2すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。
- ※3テレコンバーター装着時、被写体や周囲の明るさやフォーカスポイントの位置によっては、オートフォーカスでピントが合いにくい場合や、フォーカスエイドがちらついて表示される場合があります。
主な仕様
横にスクロールしてご覧ください。
マウント | ニコン Z マウント |
---|---|
焦点距離 | 180mm-600mm |
最大口径比 | 1:5.6-6.3 |
レンズ構成 | 17群25枚(EDレンズ6枚、非球面レンズ1枚、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 |
13°40′–4°10′(撮像範囲FX) 9°–2°40′(撮像範囲DX) |
寸法 | 約110mm(最大径)×315.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約2140g(三脚座リング含む)、約1955g(三脚座リングなし) |
関連リンク
こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。