病理クラウドサービス「Nikon Pathology Cloud Service」※の提供を開始
病理標本画像の保管・共有のワークフローを効率化
2023年4月12日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンソリューションズ(社長:園田 晴久、東京都品川区)は、病理標本画像の保管・共有のワークフローを効率化する病理クラウドサービス「Nikon Pathology Cloud Service(ニコン パソロジー クラウド サービス)」※の提供を開始します。
なお、ニコンソリューションズは、病理学に関連する医療従事者や研究者、企業が一堂に会する「日本病理学会総会」(2023年4月13日~15日、於:山口県)に出展し、本サービスを紹介します。
- ※本サービスは、人もしくは動物の疾病の診断、治療もしくは予防に使用されることを想定しておりません。
サービス概要
商品名 | 病理クラウドサービス「Nikon Pathology Cloud Service」 |
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サービス提供開始時期 | 2023年6月 |
医療機関や研究機関などの病理標本を大量に扱う施設においては、標本の管理やスペースの確保に課題があります。加えて、病理画像の解析などにおいて、データを供覧しながら他の病理医に意見を求めるといったコミュニケーションを行うニーズが高まっています。
こうした課題やニーズに対し、ニコンは、デジタル化した病理標本画像をクラウド上で保管・共有して、業務を効率化するとともに、さまざまな画像データを円滑に供覧できる、病理クラウドサービス「Nikon Pathology Cloud Service」を提供します。
主な特長
1. 病理標本画像の保管・共有の効率化に貢献
病理標本画像をクラウド上でデータ保管するため、検索が容易で、標本を物理的に保管するためのスペースを削減することが可能です。インターネットが使用できる環境であれば、いつでも、どこでも病理標本画像を閲覧でき、業務の効率化に貢献します。
2. データ供覧やカンファレンスの円滑化に寄与
本サービスは、病理標本画像とともに画像解析などに役立つ情報もあわせて共有することが可能です。さらに、ユーザビリティに配慮し、画像の拡大や縮小、回転などの操作をスピーディーに表示できるようにしました。これにより、複数の施設をつないだカンファレンスの円滑化にも寄与します。
3. さまざまな画像データに対応
ニコンの顕微鏡や顕微鏡用デジタルカメラで取得した画像データに加え、スライドガラス標本をデジタル化したバーチャルスライド(WSI : Whole Slide Image)を含め、病理標本のさまざまな画像データに対応しています。
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