「ニコン Z マウントシステム」対応の大口径中望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」を発売
卓越した光学性能で極めて高い解像力と、滑らかで美しいボケを実現
2023年2月7日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:上村 公人、東京都港区)は「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の大口径中望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」を発売します。
「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」は、NIKKOR Z レンズの「S-Line」※1に属し、高い解像力と美しく大きいボケを両立する単焦点レンズです。「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」は「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」(2020年12月発売)と同じ設計思想のもと、ボケの描写に徹底的にこだわって開発しました。EDレンズの採用により、ボケのエッジ部分の色づきを抑制。また、レンズ構成の最適化により、大きくて柔らかなボケを実現しました。肌や髪の質感を美しく表現する圧倒的な解像力も両立し、ウェディングやファッションをはじめとしたポートレート撮影において、表現の可能性がさらに広がります。
また、「マルチフォーカス方式」※2の採用により、開放F値1.2の浅い被写界深度でも、高速・高精度なピント合わせが可能です。さらに、「STM(ステッピングモーター)」を搭載することにより、撮影時の静音化を実現。ウェディングなどのシーンにおいてモーター音を気にすることなく静止画、動画撮影に集中することができます。
ニコンは、今後も新次元の光学性能を追求し、ユーザーのニーズに応えていきます。そして、映像表現の可能性をさらに拡げることを目指し、映像文化の発展に貢献します。
- ※1「S-Line」は、NIKKOR Z レンズにおいて設定されたグレードで、ニコン独自の設計指針と品質管理を高い基準でクリアーしており、特にハイレベルな光学性能を発揮します。
- ※2複数のAF用駆動ユニットの連携で複数のフォーカスレンズ群の位置を高精度に制御し、撮影距離を問わず高い結像性能を実現します。
発売概要
商品名 | 「NIKKOR Z 85mm f/1.2 S」 |
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価格 | オープンプライス |
発売時期 | 2023年3月24日 |
日本での予約販売受付は、2月9日10時より開始します。
主な特長
- 開放F値1.2の浅い被写界深度を活かした滑らかで美しいボケと、極めて高い解像力を両立
- ピント面から遠ざかるにつれてなだらかに変化する美しいボケの連続性と、後ボケの圧倒的な柔らかさを実現。色づきの少ないボケにより、被写体を一層引き立たせた表現が可能
- STM(ステッピングモーター)」を採用した「マルチフォーカス方式」により、静止画、動画を問わず高速・高精度・静粛なAF駆動を実現
- ニコン独自の「ナノクリスタルコート」の採用で、ゴースト、フレアを効果的に低減
- EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚による効果的な収差補正
- 高い防塵・防滴性能※1や、電磁絞り機構の採用などによる高い利便性
- 静音性に優れ、フォーカス時の画角変化(フォーカスブリージング)の抑制※2や露出の安定化など、動画撮影に配慮した設計
- ※1すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。
- ※2レンズの特性上、被写体とレンズの距離によってはブリージングが目立つ場合があります。
主な仕様
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マウント | ニコン Z マウント |
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焦点距離 | 85mm |
最大口径比 | 1:1.2 |
レンズ構成 | 10群15枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり) |
画角 |
28°30′(撮像範囲FX) 18°50′(撮像範囲DX) |
寸法 | 約102.5mm(最大径)×141.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約1160g |
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