フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 9」が、「カメラグランプリ 2022」の「大賞」と「あなたが選ぶベストカメラ賞」をダブル受賞
「ニコン Z fc」は、「カメラ記者クラブ・企画賞」を受賞
2022年5月19日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)のフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z 9」(2021年12月発売)が、「カメラグランプリ 2022」において、「大賞」および「あなたが選ぶベストカメラ賞」をダブル受賞しました。
また、APS-Cサイズ/DXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z fc」(2021年7月発売)は、「カメラ記者クラブ・企画賞」を受賞し、ニコンはトリプル受賞を達成しました。
「カメラグランプリ」は、写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブが主催するカメラ・レンズ関連の賞です。今回は、2021年4月1日から2022年3月31日の間に発売された製品の中から各賞が選ばれました。
「Z 9」は、カメラ記者クラブの会員やプロフェッショナルフォトグラファーなど、国内外の幅広い有識者から圧倒的な票数を獲得し、もっとも優れた機種として「大賞」に選出されました。
あわせて、「Z 9」は一般ユーザーの投票により選ばれる「あなたが選ぶベストカメラ賞」も受賞。今回で15回目となる「あなたが選ぶベストカメラ賞」のうち、ニコンのデジタル一眼カメラが同賞を受けるのは9回目であり、多くのユーザーから高い支持を得ていることの証左といえます。
また、「Z fc」が、「カメラ記者クラブ・企画賞」を受賞。「カメラグランプリ 2022」の4つの賞のうち、3つをニコン製品が受賞しました。
なお、「Z 9」は、国際的に権威のあるデザイン賞「Red Dot Award : Product Design 2022」の中で特に優れた作品に贈られる最高賞の「Best of the Best」を、また、「iFデザインアワード2022」において「iFデザインアワード2022(プロダクト部門)」も受賞し、国内外から高い評価を得ています。
「Z 9」の主な特長
- ニコンの最先端技術を結集させ、静止画・動画ともにニコン史上最高の機能・性能を備えた、「ニコン Z シリーズ」初のフラッグシップモデル
- 新開発の積層型CMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 7」により、ニコン史上最強のAF性能を実現
- 世界最多※1の9種類の被写体検出(人物、犬、猫、鳥、自転車、バイク、車、列車、飛行機)に対応
- 動画撮影においては、世界最長※1約125分※2の8K UHD/30p※3の動画を、外部レコーダーを使わずカメラボディー内のメモリーカードに記録可能
- 縦横4軸チルト式の画像モニターにより、縦位置、横位置問わずハイアングルおよびローアングルでの撮影が容易になり、ユーザーの利便性が大幅に向上
- 従来の光学ファインダー(OVF)や電子ビューファインダー(EVF)の見えを超える電子ビューファインダー「Real-Live Viewfinder」を新たに搭載
なお、「Z 9」は、2022年4月20日に公開したファームウェアVer.2.00において、豊かな階調表現を実現する12bitでの8.3K/60pに対応したRAW動画内部記録をはじめ、映像制作ニーズに応える様々な動画機能が大幅に進化しました。また、「ハイスピードフレームキャプチャ+」撮影時に、シャッターボタンを半押ししてから全押しした際に、全押ししてから最大1秒間遡って記録する「プリキャプチャ」※4を搭載。
ニコンは今後も、ファームウェアアップデートにより機能・性能を更に進化させ、ユーザーのニーズに応え続けます。
- ※12021年10月28日時点で発売済みのミラーレスカメラにおいて。ニコン調べ。
- ※2「Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL18d」使用、温度23℃時、電源オフからオンに切り替えて撮影した場合。動画撮影時は高速書き込み速度のCFexpress Type Bカード推奨。
- ※3FXベースの動画フォーマットのみ。
- ※4「プリキャプチャ」は「ハイスピードフレームキャプチャ+」撮影時のみ設定可能です。
「Z 9」の「大賞」選考理由
カメラグランプリ 2022実行委員会のコメント
有効画素数4571万画素の積層型CMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 7」の組み合わせにより、追従性の高いライブビュー表示、世界最多※9種類の被写体検出、歪みを抑えた電子シャッター撮影などを実現したフラッグシップモデル。メカニカルシャッターを廃したことで、シャッターの動作音、および、動作耐久を気にする必要がなくなった点も評価された。
- ※2021年10月28日時点で発売済みのミラーレスカメラにおいて。ニコン調べ。
「Z 9」の「あなたが選ぶベストカメラ賞」投票理由
一般ユーザーのコメント(一部抜粋、要旨)
- 「ニコン Z シリーズ」の最高峰。これさえあれば、なんでも撮れる
- 現時点で、機能と大きさ、コストパフォーマンスのバランスが最もとれている素晴らしいカメラだと思う
- 電子シャッターなのに歪まない、ファインダーがどのメーカーよりも見やすく、フラッグシップモデルにしてはコストパフォーマンスが良すぎる
- メカシャッターレスなどフラッグシップモデルにおける新しい水準を提示
- 人類がカメラに注いだ技術の一つの到達点
- プロ向けとして申し分ないスペックを詰め込みながら、センサーの高速読み出しによるメカシャッターレスの実現など、チャレンジングな製品だと評価できる
- メカシャッターレス、4K動画撮影が時間制限なくできる、8K/30p動画が2時間以上撮影可能など、エポックメイキングな新しい時代のカメラだと感じた
- 完全ブラックアウトフリー、メカシャッターレスが革新的。それに加え、低コストで下級機への転用が現実的である
- 待ちに待ったニコンのミラーレスカメラのフラッグシップモデル。機能、機構、性能、そして価格と、いろいろ驚かされたカメラだ
「Z fc」の主な特長
- ニコンの歴史的なカメラにインスパイアされたデザインを「Z シリーズ」で初めて採用し、静止画・動画を撮る楽しみに加え、カメラを持つ楽しみにもこだわったミラーレスカメラ
- 高い性能と操作性で使いやすく、気軽に持ち歩ける小型・軽量ボディー
- 好みの画づくりができる、シンプルな操作性
- 静止画、動画を問わず、人物やペットの瞳にピントを合わせる、「瞳AF」「動物AF」を搭載
「Z fc」の「カメラ記者クラブ・企画賞」選考理由
カメラグランプリ 2022実行委員会のコメント
若い新規ユーザーの目を引くニコン銀塩一眼レフカメラ風のスタイリングと、すでに性能面で定評あるミラーレスカメラ「ニコン Z 50」の基本性能を融合。カタログデザインにもファッション性を取り入れるなど、新規層開拓に向け一貫性のある商品企画を展開。往年の銀塩一眼レフカメラを懐かしむ層も巻き込み、大きな話題となった点も評価した。
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