新本社の建設計画について
2021年11月4日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区、以下「ニコン」)は、東京都品川区の大井製作所の敷地内空地に新本社を建設する方針を固め、具体的検討を開始しました。
ニコンは、将来に向けた成長基盤の構築を進めています。計画中の新本社ビルに、コーポレート部門、各事業ユニットの企画部門および先進R&D関連部門を集約することで、開発機能の強化や事業間シナジーの創出を図り、持続的な成長を目指します。
新本社は、地上6階、延床面積42,000m2程度となる見込みです。柔軟な働き方に対応したワークプレイスを整え、デジタル化を推進するオフィス空間を目指します。
また、サステナビリティを重視し、地域に根ざした環境配慮型オフィスビルとする計画です。具体的には、日射遮蔽効果に優れた外装デザインとすることで必要な空調用エネルギーを抑制するとともに、自然光の室内への導入や自然換気を促す機能も有した構造とします。さらに、オフィスの稼働状況に応じた可変風量システムの導入などを合わせ、建物全体での大幅な省エネを実現し、「ZEB Ready※」認証を取得する見込みで、太陽光発電の導入による創エネも行う計画です。
ニコンの各事業の歴史、製品、技術などを一堂に展示する「ニコンミュージアム」も新本社ビルに併設します。
建設予定地の大井製作所は、ニコンが100年以上にわたって拠点を構え、さまざまな製品やサービスを生み出してきたゆかりの地です。ニコンの旧社名が「日本光学工業株式会社」であったことから、多くの社員が通勤に使用した通りはいつしか「光学通り」と呼ばれるようになりました。その光学通りに面した場所に、新本社を建設する計画です。
本計画の詳細は、決まり次第あらためてお知らせします。
- ※ZEB Ready:Net Zero Energy Building Readyの略。快適な室内環境を実現しながら、従来の建物で必要なエネルギーと比較し、省エネによって50%以上のエネルギー消費量の削減を実現している建物。
新本社の概要
建設予定地 | 東京都品川区西大井1丁目5480-1他 |
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敷地面積 | 約18,000m2 |
延床面積 | 約42,000m2 |
構造 | 鉄骨造、基礎免震構造 |
新本社計画地
スケジュール(予定)
2022年 夏 | 着工 |
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2024年 春 | 竣工 |
2024年 夏 | 稼働開始 |
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