CNC画像測定システム「NEXIV」シリーズ向け遠隔制御用ソフトウエアソリューション「リモート制御SDK」を発売

複数の「NEXIV」の遠隔制御が可能

2021年4月22日PRESS RELEASE/報道資料

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「リモート制御SDK」を使用した「NEXIV」の運用イメージ

株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンソリューションズ(社長:園田 晴久、東京都品川区)は、CNC画像測定システム「NEXIV」シリーズ向け遠隔制御用ソフトウエアソリューション「リモート制御SDK」を発売します。

「リモート制御SDK」は、ネットワーク経由で「NEXIV」を制御するソフトウエアです。「NEXIV」を遠隔制御して、電子、半導体、小型機械などの部品の測定や検査を行うことができます。この製品によって近年増加しているインラインでの精密測定、検査のニーズに短納期、低コストで応えることができます。最大10台までの「NEXIV」を遠隔制御することが可能になり、製造現場の生産性向上に寄与します。

発売概要

商品名 遠隔制御用ソフトウエアソリューション「リモート制御SDK」
価格(税別) 150万円
受注開始時期 2021年4月22日

開発の背景

生産工場における自動化、無人化への取り組みが進む中、生産した製品や部品を測定する画像測定システムにおいても遠隔操作するソリューションが求められています。特に、昨今のコロナ禍において、そのニーズは加速する傾向にあります。

ニコンは、コントロールルームやオフィスなどの外部から、生産工場内の「NEXIV」を遠隔制御できる「リモート制御SDK」の提供により、生産ラインの自動化、無人化に貢献します。

主な特長

1. 複数の「NEXIV」を遠隔制御

「リモート制御SDK」を使用することで、「NEXIV」を最大10台まで遠隔制御でき、測定プログラムや測定結果の一元管理、配信が可能になります。生産工場から離れたコントロールルームやオフィスなどから「NEXIV」の制御や、測定プログラムの管理ができるため、作業者の業務負荷の軽減や生産性の向上が図れます。また、測定中に不具合が生じた場合は、エラー通知により察知することができ、不具合解消後には遠隔で測定を再開することもできます。
さらに、搬送装置と組み合わせれば、搬送から計測までの自動化も可能となります。

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「リモート制御SDK」を導入し、複数の「NEXIV」を遠隔で制御するイメージ

2. SDKの導入により、新機能の実装を簡素化

「リモート制御SDK」は、サンプルコード、サンプルアプリケーションをはじめとした支援ツールが豊富なSDKです。「NEXIV」の機能を簡単、かつ高い自由度でソフトウエアに実装することができます。お客さまのプログラミング作業をサポートすることで、「NEXIV」の機能を、簡単にカスタマイズできます。

  • SDK:Software Development Kit(ソフトウエア開発キット)の略称。特定のソフトウエアを開発する際に必要なツールのセットを指し、API(Application Programming Interface)のライブラリ、サンプルプログラム、技術文書等が含まれる。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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