教育・臨床現場におけるデジタルソリューションを提供
顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 1000」を発売

2020年6月29日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンインステック(社長:園田 晴久、東京都港区)は、教育・臨床現場におけるデジタルソリューションを提供する顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 1000」を発売します。

顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 1000」

発売概要

商品名 顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 1000」
価格(税別) 100,000円
発売日 2020年6月30日

顕微鏡デジタルカメラは、顕微鏡と組み合わせて使用し、ディスプレイ上で観察しながら画像を取得することができます。医学・生物学分野の教育現場で、デジタル画像を用いたティーチングやディスカッションをはじめ、臨床現場で、デジタル画像を医師と患者との間で共有したコミュニケーションといったデジタルソリューションが求められています。
今回、このようなニーズに対し顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 1000」を発売します。本製品と実習および検査用顕微鏡を組み合わせることで、デジタルソリューションの提供から、修理やメンテナンスなどのアフターフォローまで包括的にサポートします。

主な特長

1. 顕微鏡との最適な組み合わせで、デジタルソリューションを提供

教育・臨床現場において普及している実習用顕微鏡「ECLIPSE E100」および検査・実習用顕微鏡「ECLIPSE E200」との組み合わせに最適な「Digital Sight 1000」により、デジタルソリューションの提供から、修理やメンテナンスなどのアフターフォローまで、ニコンが包括的にサポートします。

2. 教育・臨床現場でのコミュニケーションに効果を発揮

200万画素のフルハイビジョン画像を毎秒30フレームでライブ表示・取得ができます。標本の位置合わせやピント調整の際も、観察対象をスムーズにとらえることが可能です。教育現場でのティーチングやディスカッション、臨床現場での医師と患者のコミュニケーションに効果を発揮します。

3. 簡単セットアップ・操作により教育現場の効率化に貢献

「Digital Sight 1000」にディスプレイとマウスを接続することができます。パソコンを介さずにカメラを制御でき、セットアップから表示・取得までの一連の流れを直感的に操作することが可能です。教育現場での効率的な運用に貢献します。

実習用顕微鏡「ECLIPSE E100」と顕微鏡デジタルカメラ「Digital Sight 1000」との組み合わせ例

主な仕様

横にスクロールしてご覧ください。

型式 Digital Sight 1000
撮像素子 1/2.8インチ型 カラーCMOSイメージセンサー
サイズ:5.57×3.13mm
記録画素数 1920×1080ピクセル
ライブ表示 1920×1080ピクセル:30fps
露光時間 1m秒~10秒
レンズマウント Cマウント
記録画像形式 スタンドアローンモード:JPEG、AVI
PC接続モード:TIFF、JPEG、AVI、MP4
インターフェイス USB2.0(制御PC、マウス接続用)×1、HDMI出力用×1
SDカードスロット×1(SD、SDHCメモリーカード使用可能)
電源 AC100~240V 50Hz/60Hz
消費電力 3W
外形寸法 76(W)×69(D)×91(H)mm
質量 約450g

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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