ニコングループの温室効果ガス削減目標が「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」の認定を取得
2019年11月21日
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)が設定した、ニコングループの2030年度に向けた温室効果ガス削減目標が、「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」(以下、「SBTイニシアチブ」)の認定を取得しました。
「SBTイニシアチブ」とは、気候変動など環境分野に取り組む国際NGOのCDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)による国際的な共同イニシアチブで、パリ協定が目指す「世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べて2℃未満に抑える」という目標に向け、科学的根拠に基づく削減のシナリオと整合した企業のCO2排出削減目標を認定しています。
「SBTイニシアチブ」の認定を受けた、ニコングループの温室効果ガス削減目標
- 2030年度までに温室効果ガスの排出量(スコープ1※1およびスコープ2※2の合計)を2013年度比で26%削減
- 2030年度までに温室効果ガスの排出量(スコープ3※3の15のカテゴリーのうち、「購入した製品・サービス」「輸送、配送(上流)」「販売した製品の使用」の3つのカテゴリーが対象)を2013年度比で31%削減
- ※1敷地内における燃料の使用などによる直接的な温室効果ガス排出のこと。
- ※2購入した電気・熱の使用により発生する間接的な温室効果ガス排出のこと。
- ※3サプライチェーンにおける事業活動に関する間接的な温室効果ガス排出のこと(スコープ1、スコープ2を除く)。
ニコングループはこれらの目標の達成に向けて、今後も技術力を駆使した生産・開発工程の効率化や再生可能エネルギーの活用といった事業活動に伴うCO2排出量削減に取り組みます。また、引き続き製品の低炭素化や輸送の効率化、調達パートナーへの働きかけなど、サプライチェーン全体での温室効果ガス削減を推進し、持続可能な社会の実現への貢献を目指します。
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