ニコンFXフォーマット対応の超望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」を開発

高い機動力や優れた光学性能を備えた

2018年6月14日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応の超望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」の開発を進めています。

「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」は、2015年1月に発売した「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR」同様、PF(Phase Fresnel:位相フレネル)レンズの採用で、大幅な小型・軽量化を実現する高性能超望遠レンズです。
焦点距離500mmの超望遠レンズながら軽快な手持ち撮影が可能で、スポーツシーンなど動きの変化が激しい被写体の撮影や、これまで超望遠レンズを携行しにくかった場所での撮影に威力を発揮します。

なお、本製品の発売時期・発売価格などの詳細は未定です。

ニコンはこれからも、長年培ってきた高い技術力をもとに、魅力的な映像製品や映像分野におけるソリューションをグローバルに展開することで、映像表現の可能性をさらに追求していきます。

PF(Phase Fresnel:位相フレネル)レンズ:
ニコンが開発した、光の回折現象を利用して色収差を補正するレンズです。PF素子と通常のガラスレンズを組み合わせることで、優れた色収差補正能力を実現。PFレンズの強力な色消し効果によって、レンズの薄肉化や比重の小さい硝材の使用ができ、レンズの軽量化が可能です。
  • 回折現象:光は波としての性質を持っています。波は、障害物に出会ったときにその影の部分に回りこむ性質を持っており、これを回折と呼んでいます。回折は、屈折とは逆順に色分散が発生する特徴があります。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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