ニコン双眼鏡「WX」シリーズを発売
圧倒的な広視界と視野周辺までシャープな見え味を実現
2017年4月3日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:五代 厚司、東京都港区)は、圧倒的な広視界と視野周辺までシャープでクリアな見え味を実現した、双眼鏡「WX」シリーズ2機種を発売します。「WX」シリーズは、ニコン双眼鏡のテクノロジーを結集した新しいラインナップで、天体観測に最適な高性能モデルです。
発売概要
商品名 | ニコン双眼鏡「WX」 |
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希望小売価格(税別) | 「WX 7x50 IF」 ¥640,000 |
「WX 10x50 IF」 ¥670,000 | |
発売時期 | 2017年6月下旬予定 |
主な特長
1. 超広視界かつ視野周辺まで鮮明な像を実現
高度な光学性能により天体愛好家に好評を頂いている天体望遠鏡アイピース「NAV-HW」シリーズの性能を継承し、超広視界が体験できる接眼レンズを搭載。見掛視界は、「WX 7x50 IF」が66.6°、「WX 10x50 IF」は76.4°を達成し、視界の枠を意識することなく迫力ある見え味を楽しめます。
さらに、視界の中心部にフォーカスしても周辺部の像がぼけてしまう像面湾曲を光学系全体で適正化する「フィールドフラットナーレンズシステム」を搭載することで、視界のすみずみまで、鮮明な像が得られます。
2. EDガラスの採用により、色収差を補正
ED(特殊低分散)ガラスを1つの鏡筒内に3枚採用し、色にじみの原因となる色収差を補正。高いコントラストと解像力を実現しました。
3. アッベ・ケーニッヒ型プリズム採用による、明るい視界
透過率が高く、すべての反射面で入射光を全反射させるアッベ・ケーニッヒ型プリズムの搭載により、明るい視界が得られます。さらに、位相差補正コーティングをダハ面に施し、プリズム内で光が反射する際の位相ズレを補正。高解像と高コントラストを実現しました。
また、透過率が高い高品質多層膜コーティングをすべてのレンズやプリズムに施し、より自然で明るい視界を達成しました。
4. その他の特長
- 眼鏡をかけたままでも見やすいロングアイレリーフ(「WX 7x50 IF」は17.7mm、「WX 10x50 IF」は15.3mm)
- 微調整しやすい、6段階クリック付きターンスライド方式の接眼目当て
-
5mの水深に10分間浸かっても内部光学系に影響のない防水構造※
- ※水中での使用はできません。
- 専用三脚アダプター、専用ケースを付属
主な仕様
横にスクロールしてご覧ください。
WX 7x50 IF | WX 10x50 IF | |
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倍率(倍) | 7 | 10 |
対物レンズ有効径(mm) | 50 | 50 |
実視界(°) | 10.7 | 9.0 |
見掛視界(°)※ | 66.6 | 76.4 |
1000m先の視界(m) | 188 | 157 |
ひとみ径(mm) | 7.1 | 5.0 |
明るさ | 50.4 | 25.0 |
アイレリーフ(mm) | 17.7 | 15.3 |
最短合焦距離(m) | 12.3 | 20.0 |
高さ(mm) | 272 | 291 |
幅(mm) | 171 | 171 |
厚さ(mm) | 80 | 80 |
質量(重さ)(g) | 2,420 | 2,505 |
眼幅調整範囲(mm) | 58~78 | 58~78 |
- ※ISO14132-1:2002に基づいた見掛視界の表記数値。
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