米国Tribogenics社への出資に関して

2016年2月4日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)の子会社Nikon Americas Inc.(社長:萩原 哲、米国ニューヨーク州)は、産業機器事業の強化を目的としてX線分析機器を手掛けるベンチャー企業、Tribogenics Inc.(CEO:Dale Fox、米国カリフォルニア州)に対して優先株の増資を引き受け、10百万米ドル(約12億円)を出資しました。

近年、電子部品や機械加工部品などのX線による非破壊での検査ニーズが高まっています。当社はTribogenics社とともに、同社が開発した携帯型蛍光X線分析機器と、当社が持つX線・CT検査機器をあわせ、両社の持つ技術シナジーの創出や販売チャネルの活用などにより、X線非破壊検査機器事業における製品競争力の強化、新市場の開拓などを目指します。

ニコンは、中期経営計画で掲げているオープンイノベーションの追求によって、産業機器事業をはじめとする成長事業の規模と領域を拡大していきます。

Tribogenics Inc.の会社概要

米国UCLAでのプロジェクトから生まれた技術を元に、2011年に設立された大学発のベンチャー企業

1) 本社所在地 5440 McConnell Ave, Los Angeles, CA, USA
2) 代表者 CEO Dale Fox
3) 事業内容 携帯型蛍光X線分析機器の開発・製造・販売
4) 従業員数 約50名
5) 設立 2011年
6) 株式の種類 非上場

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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