知財功労賞 特許庁長官表彰を受賞

2015年4月13日

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、意匠活用優良企業として、経済産業省 特許庁の「知財功労賞 特許庁長官表彰」を受賞しました。

知財功労賞とは、知的財産権制度の発展に貢献した個人および企業等を表彰することにより、同制度の普及・啓発に資するとともに産業の発展に寄与することを目的に、経済産業省 特許庁が創設した賞で、経済産業大臣表彰および特許庁長官表彰(両表彰を総称して「知財功労賞」)があります。

受賞のポイントは、以下の通りです。

  • 「製品競争力への寄与度」など、あらかじめ設定した評価基準に基づき、出願前にデザイン価値を評価。優先順位付けと効率的な出願に努めるとともに部分意匠や関連意匠を積極的に活用し、強力な意匠群を構築。
  • 他社製品との差別化を図るデザイン創生およびデザイン模倣の抑止強化に取り組む中、海外のデジタルカメラに起因する意匠権侵害案件では、現地裁判所に訴訟を提起し、仮差止命令を獲得。現地の展示会で模倣品を発売前に確認し、迅速に対応したことで、被害を最小限に食い止めることに成功。
  • GUI意匠(画像デザイン)の保護強化や、新興国に対するカメラやカメラ用電池などアクセサリ類の意匠出願・早期権利化を促進。さらに、意匠権・商標権に基づき模倣品のインターネット販売を阻止するなど、対策を強化。

ニコンは長年にわたり、知的財産活動に真摯に取り組んできました。その積み重ねが、長期的かつ安定的な事業の継続を支える原動力となり、お客様に信頼していただけるニコンブランドの価値形成に貢献しています。
今回の受賞は当社の知的財産活動への取り組みが高く評価されたものと認識し、今後も有力な知的財産権を蓄積し、それらを活用することでさらなる成長へと繋げていきます。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

シェアする