国連子供環境ポスター原画コンテスト 第23回グローバル部門入賞作品発表
2014年7月8日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都千代田区)は、国連環境計画(UNEP)、地球環境平和財団(FGPE)とともに、「国連子供環境ポスター原画コンテスト」の第23回グローバル部門入賞作品56点を選出し、国連環境総会(UNEA)で表彰式を開催しました。
「国連子供環境ポスター原画コンテスト」は、UNEP、FGPE、ニコンが共催する世界の子どもたちを対象とした一般公募型の絵画コンテストです。世界の共通語である絵を介し、子どもたちの「地球を守ろう!」というメッセージを人々の胸にストレートに伝えることを目的に、毎年開催しています。
第23回コンテストのテーマは「食品ロス」。世界で生産される食料の約3分の1が捨てられ、その一方で世界の8人に1人が十分な食事ができず、栄養不足に直面しています。これをテーマに作品を募集し、世界各国から69,375点の応募がありました。審査会は2014年5月29日に京都の総合地球環境学研究所で実施し、グローバル部門1位にはアメリカのSami Asim Khanさんの作品が選ばれました。
表彰式は2014年6月23日、ケニア共和国のナイロビにあるUNEP本部で開催されました。この表彰式は、世界163の国連加盟国が参加した第1回国連環境総会の初日に行われ、招待された上位入賞者7名には、世界各国の環境大臣など閣僚の祝福を受けるなか、賞金と盾が授与されました。
Sami Asim Khanさんのコメント:「この作品でみんなに伝えたいことは、僕たちのまわりには食べ物が十分にあって、食事ができることは当たり前ではなく、とても幸せなことだということ。同時に、世界には何百万人もの人たちが飢えに苦しんでいるということです。僕は、ひとりひとりが食品ロスについて考えて行動しないと、この問題を解決することはできないと思っています。」
今回のグローバル部門および各地域部門最優秀に入賞した全作品は、ニコンの画像共有・保存サービス「NIKON IMAGE SPACE」共有アルバムページでご覧いただけます。
こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。