世界的に活躍するフォトグラファーたちによる完全撮りおろし
「NIKKOR」発売80周年記念プロジェクト、「NIKKOR」の魅力が満載の写真集2冊が完成
2013年11月1日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)は、ニコン製写真用レンズ「NIKKOR(ニッコール)」の発売80周年記念プロジェクトの一環として、世界的に活躍するフォトグラファーたちによる写真集「Eyes of Nikon」を制作しました。(発行:ディー・ディー・ウェーブ株式会社)「Eyes of Nikon」には、NIKKORレンズの特性を最大限に引き出し撮影された作品とともに、開発設計者自身によるレンズの解説や、NIKKORレンズの生まれる現場、設計思想、テクノロジー、その歴史など様々な解説が盛りこまれています。
また、ニコンが全面協力した、NIKKORレンズで撮影されたアート作品集「Masters of the Light」もディー・ディー・ウェーブ株式会社より発行されます。
2冊の写真集は、“ART meets TECHNOLOGY makes HISTORY”をテーマに、世界的に活躍するフォトグラファーたちが写真クオリティの極限を目指し、80年という歴史を持つNIKKORレンズのテクノロジーを駆使して、写真芸術の世界を表現しています。なお、全ての作品はニコンのカメラとNIKKORレンズを使って撮影されました。
さらに、写真集の発売にあわせグローバルブランドサイト「nikkor.com」(URL:http://www.nikkor.com/)で、「Eyes of Nikon」と連動したフォトギャラリーを公開します。(12月公開予定)
「nikkor.com」は、NIKKORレンズの魅力を世界に向けて発信するためのウェブサイトで、これまでの歴史をはじめ、ニコンによって生み出されてきた画期的な技術やその誕生秘話などを順次公開します。さまざまな角度からNIKKORレンズを知ることができる内容になっています。
ニコンは長年、光学技術と先進技術を駆使したカメラおよびレンズの開発・製造により、写真を楽しんでいただくさまざまな提案をしてきました。今後も、ひとりでも多くの方に写真を楽しんでいただくために、積極的に最先端の技術を盛りこんだ魅力のあるカメラ、そしてカメラの可能性を広げるレンズを提供してまいります。
撮影に使用したNIKKORレンズの解説を盛りこんだ写真集「Eyes of Nikon」
- 国内発売時期: 2013年12月中旬予定
- 国内販売形態: 全国の一部書店
- 価格: ¥2,100(税抜¥2,000)
- 発売地域: 米国、欧州、アジア、日本他
- 言語: 英語、日本語、中国語
- 仕様: 210mm x 297mm 192P ソフトカバー
- 発行: ディー・ディー・ウェーブ株式会社
- 参加フォトグラファー:
Ahn Jun、Andrea Bruce、Bob Martin、Colston Julian、Craig Jones、Daisy Gilardini、Donald Miralle、HASHi(橋村 奉臣)、金子 博、花坊、Marcelo Gomes、Keith & Mark Sutton、緒方 範人、Phil Knott、小山 泰介、藤田 孝夫、Tomoko Suwa-Krull、Topaz Leung、川久保 ジョイ、頭山 ゆう紀
NIKKORレンズで撮影されたアート作品集「Masters of the Light」
- 国内発売時期: 2013年12月10日予定
- 国内販売形態: 全国の一部書店
- 価格: ¥10,500(税抜¥10,000)
- 発売地域: 米国、欧州、アジア、日本他
- 言語: 英語、日本語、中国語
- 仕様: 250mm x 300mm 192P ハードカバー
- 発行: ディー・ディー・ウェーブ株式会社
- 参加フォトグラファー:
David Bailey、花代、菅原 一剛、lwan Baan、Juergen Teller、Marcelo Gomes、Michael Kenna、Phil Knott、Ryan McGinley、Wing Shya - アートディレクター: Neville Brody
「nikkor.com」(URL:http://www.nikkor.com/)の主なコンテンツ
Eyes of Nikon
写真集「Eyes of Nikon」と連動したフォトギャラリー。世界的に活躍するフォトグラファーたちの写真と、その撮影に使用されたNIKKORレンズについて開発者自身による解説を掲載。
- ※2013年12月公開予定
HISTORY
NIKKORレンズの歴史を紐解くコンテンツ。歴代レンズに採用された光学技術や先進技術を紹介。
- ※2013年12月公開予定
TECHNOLOGY
NIKKORレンズの誕生秘話や設計思想を、開発設計者や製造現場のひとつである生産子会社の栃木ニコン担当者のインタビューを交えて紹介。
- ※2013年12月公開予定
ニッコール千夜一夜物語
NIKKORレンズの特長や歴史、今、未来についてニコンの技術者が語る読み物コンテンツ。
- ※2013年11月1日から公開
NIKKORブランド、NIKKOR発売80周年について
NIKKORレンズは、ニコン製写真用レンズのブランドで、今年で発売から80周年を迎えました。「NIKKOR」という名称は、ニコン創業時の社名「日本光学工業株式会社」の略称であった「日光」の英文表記「NIKKO」に、当時、写真レンズの名称の末尾によく使われていた「R」がつけられ誕生しました。
1959年に一眼レフカメラ「ニコン F」を発売し、この「ニコン F」と同時に発売された「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」が、最初のニコン一眼レフカメラ用NIKKORレンズです。「ニコン F」に採用された「ニコン Fマウント」は、機械的な形状を変更することなく、最新のデジタル一眼レフカメラにも引き継がれています。さらに、2011年には、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1」シリーズを発売し、新たなレンズマウントである「Nikon 1マウント」を開発するなど、ニコンが培ってきた光学技術と高品質、そして先進技術が組みこまれたレンズを積極的に拡充しています。その結果、2013年6月にはレンズ交換式カメラ用のNIKKORレンズの累計生産本数は8,000万本を達成しました。
開発設計から製品化に至るまで、ニコン独自の高水準規格によって管理が行われており、ユーザーのニーズに応える設計、それを実現する生産体制、および検査がNIKKORレンズの高い品質を支えています。
なお、ニコンのレンズ交換式カメラ用レンズは、超広角から超望遠、フィッシュアイ、ズームレンズ、マイクロレンズ、PC-Eレンズとさまざまな用途に対応した幅広いラインナップを取り揃えており、レンズ交換式アドバンストカメラ用レンズ「1 NIKKOR」を含め現在80種類以上をラインナップしています。
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