「ニコン フォトコンテスト 2012-2013」入賞作品決定

153の国と地域から過去最高となる約10万点の作品がエントリー

2013年8月2日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)は、「ニコン フォトコンテスト 2012-2013」の入賞作品を決定しました。

グランプリ受賞作品は、イスラエルのDina Bova(ディーナ・ボーヴァ)さんによる「Elegy of Autumn」に決定しました。同作品を含む全入賞作品は「ニコン フォトコンテスト 2012-2013 審査結果発表ページ」で本日から公開します。

グランプリ受賞作品「Elegy of Autumn」
Dina Bova(イスラエル)

「ニコン フォトコンテスト 2012−2013」では、2012年12月1日から2013年2月28日までの期間に、「A部門:単写真」、「B部門:組み写真(2-5点のシリーズ写真)」、「C部門:フォトグラフィックビデオ(45秒の動画作品)」、「D部門:モーションスナップショット(ニコンのレンズ交換式アドバンストカメラ『Nikon 1』に搭載されている機能で、静止画と動画を組み合わせた新しい映像表現による作品)」の4部門で作品募集を行いました。今回は、世界153におよぶ国と地域から、合計22,752人、99,339点の作品の応募があり、応募点数においては過去最高を記録しています。

応募作品の中から、グランプリ1作品、A~C各部門の1位から3位まで計48作品、D部門で3作品、NIKKORレンズで撮影された作品の中から最優秀作品に贈られる「NIKKOR賞」1作品、応募者の投票による「応募者が選ぶグランプリ」1作品が選出されました。

最終審査は、2013年6月11日から14日の4日間に渡って、世界各国の様々な国から、年齢、性別、社会的・文化的背景が異なり、専門のカテゴリーにおいても多様性を持ったグローバルな審査員団17人が東京に一堂に会し行われました。受賞作品は、審査員団によって、写真を通じて伝える物語の普遍性、多様性、メッセージ性の強さ、創造性、それらを最適に伝える技術といった観点から選出されています。
なお、2013年8月27日に東京にて授賞式を行う予定です。

以下の日程にて「ニコン フォトコンテスト2012−2013」受賞作品展を実施します。
東京 2013/8/28(水)~9/10(火) 銀座ニコンサロン
大阪 2013/10/3(木)~10/16(水) 大阪ニコンサロン

グランプリを受賞したイスラエルのDina Bovaさんのコメント

「この作品は、秋のメロディーの物語です。被写体である彼の人生、彼自身の秘密と共に、その人生のすべてを一緒に過ごしてきた年老いたカップルの物語です。
彼らは、小さなアパートに住み、昔のお祭りの衣装や生活の中の様々な思い出の品物を大切にしながら暮らす移民の人たちです。この作品は、威厳を持って清貧な生活を送っている人々、悲しみと笑顔の両方を持っている人々の物語とも言えます。
彼らがかぶっている透明の球体は、社会からの、更にはお互いからの断絶を暗喩しています。
私にとっても、非常に気に入っている作品の1つで大切なものです。それと同時に、私の心の奥深くの感動を呼び起こす作品なのです。この作品がこのすばらしい「ニコン フォトコンテスト」のグランプリを受賞することができ、大変嬉しく思っています。」

世界最大規模を誇る国際写真コンテスト「ニコン フォトコンテスト」

「ニコン フォトコンテスト(NPC)」は「世界中の写真愛好家が、プロフェッショナルとアマチュアの枠を超えて交流できる場を提供し、写真文化の発展に貢献すること」を目的にニコンが1969年から開催している世界最大規模の国際写真コンテストです。今回より「ニコンフォトコンテスト インターナショナル(NPCI)」から名称を改称しています。
1969年の第1回コンテスト開催以来、世界中の写真愛好家の支持を受け、世界各国・各地域からの累計応募者数は37万人を超え、累計応募作品総数は146万点に上るなど、国際色の豊かなコンテストとなっています。

  • ニコン フォトコンテスト2012-2013の入賞作品(画像データ)の著作権は、それぞれの作者に帰属し、法律によって保護されています。これらの作品(画像データ)を、非営利の個人的な観賞用としてお持ちのディスプレイに表示することはできますが、それ以外の目的または形態で利用することはできません。さらに、加工・改変、営利目的への利用、不特定または多数の人への展示等を禁止します。

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