世界最小10倍ズームレンズ「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」
画角100度の超広角ズームレンズ「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」を発売
レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1」用レンズのラインナップを拡充
2013年1月8日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:五代 厚司、東京都港区)は、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1(ワン)」用レンズ「1 NIKKOR(ワン ニッコール)」のラインナップ拡充に向け、新たに「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」と「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」の2製品を発売します。
なお、本製品は、2012年10月24日に開発発表を行っています。
「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」は、手ブレ補正機構(VR)を備えた、焦点距離10-100mm(35mm判換算で焦点距離27-270mm相当の画角)の10倍ズームレンズです。ノンレフレックス含むレンズ交換式デジタルカメラ用の5倍以上の高倍率ズームレンズと比較しても世界最小※1、最軽量クラスのコンパクトなボディーです。1本で広角域から望遠域までをカバーし、スナップやポートレート、料理、風景写真など日常から旅行まで幅広いシーンにおいて、シャープでクリアな撮影が可能です。また、新製品「Nikon 1 J3」のキットレンズにも含まれ、内筒(ズームしたときに見える内側の鏡筒部分)もボディーと同じ全5色※2(レッド、ホワイト、ブラック、シルバー、ベージュ)のカラーバリエーションを展開しています。
「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」は、手ブレ補正機構(VR)を備えた、画角100度を有する焦点距離6.7-13mm(35mm判換算で焦点距離18-35mm相当の画角)の超広角ズームレンズです。「1 NIKKOR」としてはもっとも画角が広く、遠景でスケール感を強調した撮影に適しています。狭い場所でも周囲を広く写しこみ、遠近感を強調した撮影が可能です。また、高い解像感によって緻密でシャープな描写も同時に実現しており、何気ない日常はもちろん、建物、風景などの作画にこだわった撮影にも最適です。最大径約56.5mm、長さ約46mm※3、質量約125gと、気軽に持ち歩けるコンパクト設計になっています。
- ※12013年1月8日時点で発売済みのレンズ交換式デジタルカメラ用の5倍ズーム以上の高倍率ズームレンズにおいて。最小状態での体積比較。ニコン調べ。
- ※2単体販売は、ブラック、ホワイト、シルバーの3色のみ。
- ※3レンズマウント基準面からレンズ先端まで。沈胴時。
「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」発売概要
商品名 | 「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」 |
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希望小売価格 | ¥89,250(税抜¥85,000) |
発売予定 | 2013年2月 |
カラー | ブラック、ホワイト、シルバー |
「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」発売概要
商品名 | 「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」 |
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希望小売価格 | ¥74,550(税抜¥71,000) |
発売予定 | 2013年3月 |
カラー | ブラック、シルバー |
「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」の主な特長
- 焦点距離10-100mm(35mm判換算で焦点距離27-270mm相当の画角)のCXフォーマット対応、小型軽量10倍ズームレンズ
- レンズ交換式デジタルカメラ用の高倍率ズームレンズにおいて世界最小※1・最軽量クラス
- 望遠ズームでの撮影を強力にサポートする手ブレ補正機構(VR)を搭載
- 優れた描写性能を実現する、非球面レンズ、ニコン独自開発のEDレンズ、高屈折率(HRI)レンズを採用
- 金属のボディーにヘアーライン加工を取り入れた、高品位で質感の高いデザインを採用
- 内筒(ズームしたときに見える内側の鏡筒部分)もボディーに合わせた、全5色※2(レッド、ホワイト、ブラック、シルバー、ベージュ)のカラーバリエーション展開
- ※12013年1月8日時点で発売済みのレンズ交換式デジタルカメラ用の5倍ズーム以上の高倍率ズームレンズにおいて。最小状態での体積比較。ニコン調べ。
- ※2単体販売は、ブラック、ホワイト、シルバーの3色のみ。
「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」の主な特長
- 「1 NIKKOR」としてはもっとも広い画角100度を有する焦点距離6.7-13mm(35mm判換算で焦点距離18-35mm相当の画角)のCXフォーマット対応超広角ズームレンズ
- 標準ズームレンズ「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」とほぼ同等サイズを実現
- 優れた描写性能を実現する、非球面レンズ、ニコン独自開発のEDレンズを採用
- 金属ボディーにヘアーライン加工を取り入れ、高品位で質感の高いデザインを採用
「1 NIKKOR」は、半世紀以上の歴史を持つニコンFマウントに続く新設計のレンズマウント「Nikon 1マウント」を採用した「Nikon 1」用交換レンズです。ニコンが培ってきたNIKKORの光学技術と高品質、先進技術をいかし、静止画だけでなく動画でもシャープな描写を実現します。また、動画撮影時でも静粛かつ精度の高いAFが可能で、静止画、動画両方に最適なレンズシステムです。
ニコンでは、これまでに標準ズームレンズ「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」、コンパクトな望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6」、広角薄型単焦点レンズ「1 NIKKOR 10mm f/2.8」、動画撮影におすすめのパワードライブ機構搭載「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4.5-5.6 PD-ZOOM」、2.5倍標準ズームレンズ「1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6」、開放F値1.8の明るい単焦点レンズ「1 NIKKOR 18.5mm f/1.8」の6本をラインナップしています。これらに、今回新たに発売する2本と、現在市場投入に向け準備中の焦点距離32mm(35mm判換算で焦点距離86.4mm相当の画角)開放F値1.2の明るい高性能中望遠単焦点レンズが加わり、全9本になる予定です。
今後も、新たな映像表現とその楽しみ方を提案するレンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1」の性能をいかし、幅広いシーンでの撮影を可能にする「1 NIKKOR」を開発、ラインナップ拡充を積極的に進めていきます。
「1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6」の主な仕様
横にスクロールしてご覧ください。
焦点距離 | 10mm-100mm |
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最大絞り | f/4 |
最小絞り | f/16 |
レンズ構成 | 12群19枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ2枚、高屈折率(HRI)レンズ使用) |
画角 | 77°– 9°10′ |
最短撮影距離 | 焦点距離10mm時:撮像面から0.35m 焦点距離100mm時:撮像面から0.65m |
最大撮影倍率 | 0.12倍(35mm判換算約0.33倍) |
絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) |
アタッチメントサイズ | 55mm(P=0.75mm) |
寸法(大きさ) | 約60.5mm(最大径)×70.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時) |
質量(重さ) | 約298g |
付属品 | 55mmスプリング式レンズキャップLC-N55、裏ぶた LF-N1000 |
「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」の主な仕様
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焦点距離 | 6.7mm-13mm |
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最大絞り | f/3.5 |
最小絞り | f/16 |
レンズ構成 | 7群11枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚) |
画角 | 100°- 63° |
最短撮影距離 | 撮像面から0.25m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 0.06倍(35mm判換算約0.16倍) |
絞り羽根枚数 | 7枚(円形絞り) |
アタッチメントサイズ | 52mm(P=0.75mm) |
寸法(大きさ) | 約56.5mm(最大径)×46mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時) |
質量(重さ) | 約125g |
付属品 | 52mmスプリング式レンズキャップLC-N52、バヨネットフードHB-N105、裏ぶた LF-N1000 |
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