焦点距離800mmの超望遠レンズを開発
プロフェッショナルフォトグラファー向け
2012年7月12日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)は、焦点距離800mm、開放F値5.6のニコンFXフォーマット対応超望遠レンズを開発し、市場投入に向けて準備中です。
この製品は、超望遠「NIKKOR」レンズのラインナップ強化のために開発したもので、「NIKKOR」のオートフォーカスレンズで最長の焦点距離となります。特に、決定的なシーンを捉えることが求められる屋外スポーツや野鳥、野生動物などの撮影に適しており、高い光学性能と優れた防塵・防滴性能を備えています。
ニコンは、2012年に、ニコンデジタル一眼レフカメラの新たなフラッグシップモデルとなる「D4」、圧倒的な高精細・高画質を実現した「D800/D800E」を発売し、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラのラインナップを強化するとともに、「NIKKOR」レンズの拡充に取り組んでいます。
また、ニコンでは、「NPS(ニコン・プロフェッショナル・サービス)*1」の活動を通じて、プロフェッショナルフォトグラファーを対象にしたサポート・サービスを提供しており、さまざまな国際的スポーツ・文化イベントに「サービスデポ」を設置し、機材の点検や修理、貸し出しなどを行っています。
ニコンが1993年からオフィシャルスポンサーとして協賛している、世界四大メジャートーナメント*2の1つで世界最古の歴史と伝統を誇る「全英オープンゴルフ(The Open Championship)」(開催地:Royal Lytham and St. Annes <ロイヤルリザム&セントアンズゴルフクラブ> 開催期間:2012年7月19日~22日)では、大会を訪れるプロフェッショナルフォトグラファー向けに設置する「サービスデポ」内で、本製品を展示する予定です。
さらに、2012年9月18日~23日にドイツ・ケルンで行われる、世界最大規模の写真・映像分野の展示会「フォトキナ2012」にも、参考出品する予定です。
- ※1ニコン製のカメラやレンズを撮影機材として使用する、世界のプロフォトグラファーを対象にサービス・サポートを提供する会員組織
- ※2全英オープンゴルフ、マスターズ・トーナメント、全米オープンゴルフ、全米プロゴルフ選手権の4大会
ニコンは、映像製品のプロフェッショナル向け市場を牽引する企業として、長年にわたって培ってきた光学技術をベースに、今後も高性能・高機能な製品を積極的に開発、市場投入するとともに、プロフェッショナルユーザーへの充実したサポート・サービス体制の強化に努めていきます。
なお、本製品の発売時期・発売価格などの詳細は未定です。
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