ニコン双眼鏡「MONARCH 7」を発売

高い光学性能を軽量・コンパクトなボディーに装備

2012年7月12日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:五代 厚司、東京都港区)は高い光学性能を軽量・コンパクトなボディーに備えた防水型双眼鏡「MONARCH 7(モナークセブン)」を発売します。

発売概要

商品名 ニコン双眼鏡「MONARCH 7」
希望小売価格 「MONARCH 7 8×42」
57,750円 (税抜55,000円)
「MONARCH 7 10×42」
60,900円 (税抜58,000円)
発売予定 2012年8月9日

発売のねらい

ニコングループでは、充実した機能を搭載し、手ごろな価格を実現した双眼鏡として2002年から「MONARCH シリーズ」を発売し、好評を博してきました。今回発売する「MONARCH 7」は、2008年に発売した「MONARCH X」の後継機であり、「MONARCH シリーズ」の中で最も高い光学性能と機能を、軽量・コンパクトなボディーに備えたモデルです。

主な特長

1.明るく自然な見え味

光学系には新たにED(特殊低分散)ガラスを対物レンズに採用し、色にじみの原因となる色収差を補正しています。誘電体多層膜を採用した補助プリズムと、位相差補正コーティングを施したダハプリズムにより、明るく自然な色調が得られます。また、すべてのレンズ、プリズムに施した多層膜コーティングにより、明るい視界を実現しました。

2.広い視界

「8×42」は58.4°、「10×42」では60.7°の見掛け視界を実現し、広い視界で対象物を捉えやすく、バードウォッチングをはじめとした自然観察を楽しむことが可能です。

3.高い耐久性能と使いやすさ

  • 本体内部に窒素ガスを充填することによって、雨や水しぶきで本体が濡れても、光学系の内部に曇りやカビが生じにくい防水構造になっています。
  • 対物レンズと接眼レンズには傷に強いコーティングを採用することで過酷な使用にも耐えうる耐久性能を備えています。
  • アイレリーフが長いため、眼鏡をかけたままでも広い視界が得られ、見やすくなっています。
    • 双眼鏡をのぞいた時、全視野がケラレなく見える目の位置から接眼レンズまでの距離。
  • 接眼目当てに、クリック付ターンスライド(回転繰出し)方式を採用しているため、眼鏡使用者に限らず、裸眼でものぞきやすい位置で目当てを顔にフィットさせることができます。
  • 紛失防止に配慮したフリップダウン式対物レンズキャップを採用しています。

4.軽量・コンパクト

「8×42」、「10×42」共に前機種「MONARCH X」より70g軽量化、サイズは「MONARCHシリーズ」の同口径で最もコンパクトです。

主な仕様

横にスクロールしてご覧ください。

  MONARCH 7 8×42 MONARCH 7 10×42
倍率 8倍 10倍
対物レンズ有効径 42mm 42mm
実視界 8.0° 6.7°
見掛け視界 58.4° 60.7°
1000mにおける視界 140m 117m
ひとみ径 5.3mm 4.2mm
明るさ 28.1 17.6
アイレリーフ 17.1mm 16.5mm
最短合焦距離 2.5m 2.5m
質量 650g 660g
高さ 142mm 142mm
130mm 130mm
眼幅調整範囲 56-72mm 56-72mm
  • 本表の見掛け視界数値はISO 14132-1:2002に基づいた計算式を採用しています。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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