「海岸林再生プロジェクト」およびタイの「子供の森」計画への支援について

2012年6月8日

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)は、公益財団法人オイスカ(理事長:中野 利弘、東京都杉並区)が取り組む東日本大震災復興「海岸林再生プロジェクト」及び「子供の森」計画に賛同し、本年6月、この活動へ支援を行うことにいたしました。

1. 東日本大震災復興「海岸林再生プロジェクト」への支援

「海岸林再生プロジェクト」で育てられているクロマツの苗木(提供:公益財団法人オイスカ)

「海岸林再生プロジェクト」は、宮城県名取市の農業従事者を中心に設立された「名取市海岸林再生の会」とともに、東日本大震災で被害を受けた海岸林の再生を目指し、クロマツの種まき、育苗から植林までを10年計画で取り組む活動です。オイスカでは、この活動を通じて、農地開発や雇用創出による地域振興も目指しています。

今回、ニコンは、当社連結子会社である株式会社仙台ニコン(社長:斎藤 二郎、宮城県名取市)のある名取市で取り組まれているこの活動に賛同し、寄付金500万円による支援を行います。また今後計画される海岸林の育林・保全のための下草刈りや清掃などに対して、ニコングループ社員によるボランティア活動を行なっていく予定です。

ニコンでは引き続き「写真の力で復興支援」の展開とあわせ、東日本大震災により被災された地域への長期的な復興支援に取り組んでまいります。

2. タイの「子供の森」計画への支援

ニコンプラザ仙台を訪問したタイ、フィジー、フィリピンなどの「子供の森」親善大使の子どもたち

「子供の森」計画は、地域の子どもたちが学校の敷地やその周辺で苗木を植えて育てていく活動によって「自然を愛する心」や「緑を大切にする気持ち」を養いながら地球緑化を進めていくというプログラムで、現在、世界30の国と地域(2012年5月末現在)で展開されています。

今回、ニコンでは、洪水被害の大きかった当社連結子会社であるNikon (Thailand) Co., Ltd.(社長:村石 信之、アユタヤ県)のあるアユタヤやチャイナット、およびタイ北部・東部地区で取り組まれている活動に対して、寄付金200万円による支援を行います。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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