タイの洪水被害に関するお知らせ(第2報)
2011年10月21日PRESS RELEASE/報道資料
10月11日にお知らせいたしました、タイ中部アユタヤ県のロジャナ工業団地にある当社連結子会社であるニコンタイランド社[Nikon (Thailand) Co., Ltd.]の浸水被害について、現時点での情報を下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 被害の状況について
現在、すべての建物において1階部分が浸水被害を受けており、水位は10月12日から約2mで大きな変化は見られません。操業は10月6日より停止しています。人的な被害の報告はありません。
2. 業績への影響について
現場が依然として立ち入り禁止区域に指定されていることもあり、被害の全容をつかむ作業は難航しています。今回の洪水による当社グループ並びに業績等への影響につきましては、鋭意その把握に努めており、重要な変化が見込まれると判断された場合には速やかにお知らせいたします。
3. 今後について
復旧の時期につきましては未定ですが、ロジャナ工業団地における排水を含む平常化にはある程度の時間がかかる見込みです。当社では社長を本部長とする緊急対策本部のもと支援体制を構築し一日も早い復旧に努めるとともに、生産設備の新規調達やニコングループ全体での生産体制の見直しなどにより、生産再開に向けてあらゆる対応を開始しています。また、工業団地の排水に関しては、ロジャナ工業団地当局および団地内の他社、日本貿易振興機構(JETRO)らと協力し、タイ政府への働きかけを継続しています。
製品供給等でお客様には多大なご迷惑ご心配をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
以上
こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。