「COOLPIX S1100pj」を発売

プロジェクターの明るさの向上と大画面タッチパネルの採用でさらに進化
小型プロジェクターとしての活用シーンも拡大

2010年8月19日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:西岡 隆男、東京都港区)は、プロジェクター内蔵デジタルカメラの第2弾モデルとなる「COOLPIX S1100pj」を発売します。

ニコンは、2009年10月に、世界で初めてプロジェクターを内蔵したデジタルカメラ「COOLPIX S1000pj」を発売し、「撮影した画像を投映し、共有する」というデジタルカメラの新たな楽しみ方を提案しました。

今回発売する「COOLPIX S1100pj」は、プロジェクター内蔵デジタルカメラに対するさらなるユーザーニーズを反映した製品となっています。プロジェクターの明るさを従来機種より40%向上することで、投映サイズの拡大とより鮮明な投映を実現。タッチパネル式3型TFT液晶モニターの搭載により、直感的な操作を可能にしました。
また、パソコン接続によるパソコン内のデータ投映にも対応し、ビジネスにおける利用も含め、活用シーンを拡大しています。

  • 「COOLPIX S1000pj」との比較

発売概要

商品名 ニコンデジタルカメラ「COOLPIX S1100pj」
価格 オープンプライス
発売予定日 2010年9月16日
カラー  
シルバー
ブラック

主な特長

1. 明るさを40%向上させたプロジェクター機能

プロジェクターの明るさを従来機種「COOLPIX S1000pj」の10ルーメンから14ルーメンに40%向上させることにより、最長投映距離は2m40cm、最大投映サイズは47型まで対応可能となったほか、より明るい場所やテントの中、天井などにもより鮮明に投映することができます。また、プロジェクター投映時も背面モニターに映像を同時に表示することができるようになりました。

2. パソコンとカメラをUSBケーブルで接続して、パソコン画面の投映が可能

付属のUSBケーブルでカメラをWindows®やMacintosh®のOSを搭載したパソコンと接続し、パソコンのモニターに表示しているさまざまなデータ形式の資料や写真を投映することができます。
また、PowerPoint®フォーマットのデータもJPEGに変換してSDカードに記録すれば、パソコンがなくても外出先で手軽にプレゼンテーションが可能です。
(SDカード内で、指定のファイル/フォルダー構造にする必要があります。)

  • 付属の専用ドライバーソフトが必要です。表示速度は、パソコンの性能に依存します。

3. タッチパネルを活用した多彩な画像編集機能

タッチパネルとプロジェクター機能を連動させ、投映中の写真に文字やイラストのリアルタイムでの書き込みや花や魚などのスタンプの貼り付けができるため、簡単に楽しいスライドショーが作成できます。
また、撮影した写真にタッチするだけで、6つのフィルター効果で画像を編集することも可能です。編集後の画像は、元画像とは別に保存されるので、オリジナルのアレンジを加えることが可能です。

【6つのフィルター効果】

1) ピクチャーカラー
画像の色調を変えます。
2) ソフト
タッチした部分を中心に周囲をボカして被写体を強調します。
3) セレクトカラー
特定の色域だけを残し、そのほかの色をモノクロに変換します。
4) クロススクリーン
反射や街灯などの光源から、放射状に光の筋を伸ばしキラキラとした雰囲気にできます。
5) 魚眼効果
魚眼レンズで撮影したような画像にします。
6) ミニチュア効果
画面中央部にピントを合わせて、その上下をボカし、ジオラマ風に加工します。

画像編集の例

セレクトカラー
魚眼効果
ミニチュア効果

4. 約46万ドットのタッチパネル式3型TFT液晶モニター

高精細モニター:
クリアカラーパネルを採用した解像度約46万ドットの高精細なモニターにより、被写体をより細かいところまで鮮明に再現することができます。
抵抗膜式タッチパネル:
指で画面に軽く触れるだけで、ピント合わせや撮影ができるタッチシャッター機能など、タッチパネルならではの直感的な操作が楽しめます。
ハードコート:
タッチしても画面に指紋がつきにくく、また指紋がついてもふき取りやすくしました。

5. ワンタッチで感動をありのままに残せるHD動画撮影が可能

「動画撮影ボタン」を採用しており、ワンタッチで簡単に1280×720ピクセルのHD動画撮影ができます。

6. プロジェクターの楽しさと操作性を両立したサークルモチーフ・デザイン

親しみやすいデザイン:
投映窓やレンズを強調するためにサークルモチーフ・デザインを採用し、親しみやすく、プロジェクターの楽しさを演出するデザインにしました。
プロジェクターの高い操作性:
機能性とデザインを兼ね、カメラ上部にプロジェクターボタンとプロジェクターフォーカスダイヤルを一体化して配置しました。ダイヤル構造をとることにより「COOLPIX S1000pj」よりもピントの微調整がしやすくなっています。また、底面には、プロジェクター姿勢保持脚を内蔵し、専用スタンドを用意することなく、保持脚を出してそのまま机に置くだけで、約10度の見やすい投映角度を保持できます。

7. 有効画素数14.1メガピクセル、広角28mm相当からの光学5倍ワイドズームNIKKORレンズ搭載

「COOLPIX S1100pj」に新たに採用したその他の機能・特長

  • 気に入った画像に☆でランク付けし、☆の数ごとにフォルダー分け・再生される「レーティング機能」を搭載
  • 設定アイコンの情報を液晶モニターに表示されるタブ状のグラフィックに集約し、機能の選択が簡単にできる新ユーザーインターフェースを搭載
  • 撮影時の顔認識AF2.0やオートフォーカスの情報をもとに、予め内蔵されているオリジナルキャラクターが音楽に乗せて撮影画像の顔にいたずらするなど、多彩なスライドショー演出効果を装備。カメラには音楽を3種類、画像効果を4種類内蔵
  • リモコンでプロジェクターモードへの切り替えとスライドショーの再生ができ、操作性が向上

「COOLPIX S1100pj」の主な仕様

横にスクロールしてご覧ください。

形式 コンパクトデジタルカメラ
有効画素数 14.1メガピクセル
レンズ 光学5倍ズーム、NIKKORレンズ、焦点距離:5.0-25.0mm(35mm判換算28-140mm相当の撮影画角、絞り:f/3.9-5.8、レンズ構成:9群13枚、電子ズーム:最大4倍(35mm判換算で約560mm相当の撮影画角)
撮影距離 レンズ前約30cm~∞(広角側)、約50cm~∞(望遠側)、マクロモード時:約3cm(△マークから広角側)~∞
液晶モニター 3型TFT液晶(タッチパネル)、約46万ドット、輝度調節機能付き(5段階)
記録媒体 内蔵メモリー(約79MB)、SD/SDHC/SDXC メモリーカード
ISO感度(標準出力感度) ISO 80、100、200、400、800、1600、3200、6400、オート(ISO 80 ~ 800)、感度制限オート(ISO 80 ~ 200、80 ~ 400)
電源 Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL12(リチウムイオン充電池:付属)×1個
ACアダプターEH-62F(別売)
撮影可能コマ数(電池寿命)※1 約220コマ(EN-EL12使用時)
寸法(幅×高さ×奥行き) 約100.8×62.7×24.1mm(突起部除く)
質量(重さ) 約180g(バッテリー、SDメモリーカード含む)
プロジェクター 明るさ※2:最大14ルーメン、画面サイズ:5~47型、投映距離:約0.26~2.4m、連続投映可能時間(電池寿命):約1時間(EN-EL12使用時)、解像度(出力):VGA相当
付属品 リモコンML-L5、タッチペンTP-1、ストラップ、バッテリーチャージャーMH-65P、Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL12、USBケーブル UC-E6、オーディオビデオケーブル EG-CP14、ViewNX 2 CD-ROM
  • ※1電池寿命測定方法を定めたCIPA(カメラ映像機器工業会)規格によるものです。
  • ※2出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2003 データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件は附属書2に基づいています。
  • *記載されている会社名および製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

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