内斜系実体顕微鏡の最上位機種「SMZ745T」の発売について

クラス最高^*1の7.5倍ズームとカメラ撮影に対応したオールインワン顕微鏡

2009年7月9日PRESS RELEASE/報道資料

発売概要

商品名	実体顕微鏡「SMZ745T」
価格	プレーンスタンド標準セット 223,000円～（税込234,150円～）（仕様により異なります）
発売予定日	2009年7月30日

開発の背景

実体顕微鏡は、左右独立した光路系を持ち観察対象物を立体的に観察できる低倍率の顕微鏡です。そのなかでも内斜系は、コンパクトで安価なことから、ルーチン検査や作業用顕微鏡として普及しています。工業分野では日常の確認検査、組み立て作業や品質管理などの用途で、生物分野では生きたサンプルの立体観察などの用途で使用されます。また、昨今の技術進歩に伴い、検査の充実などを目的に、普及価格帯の顕微鏡においても、デジタルカメラを接続した画像の撮影機能や、モニタリング機能のニーズが高まっています。

今回発売する実体顕微鏡「SMZ745T」は、このようなニーズに対応するためにクラス最高の7.5倍ズーム、総合倍率3.35倍から300倍^*2を実現し、デジタルカメラの撮影にも対応した三眼タイプにおける普及価格帯の顕微鏡です。これにより当社の実体顕微鏡のラインアップ充実を図ります。

• ※1内斜系実体顕微鏡で普及価格帯のクラス
• ※2補助対物レンズと接眼レンズの組合せ

主な特長

1. 優れた光学性能と同クラス最高の7.5倍ズームを実現

内斜系でありながら設計の最適化により、クラス最高の7.5倍ズーム、総合倍率3.35倍～300倍^*2を実現し、広い倍率範囲をカバーします。また、良好な像の平坦性を確保し、あらたに全反射プリズムの採用で明るく、高コントラストな像が得られます。

• ※2補助対物レンズと接眼レンズの組合せ

2. 普及価格帯クラスとしてデジタルカメラ撮影に対応した三眼タイプ

従来、当社の内斜系実体顕微鏡のラインアップは双眼タイプでしたが、今回カメラ撮影ポート一体の三眼タイプボディで、カメラ撮影やモニター観察ニーズに対応しました。0.55倍撮影レンズ内蔵のCマウント直筒部に、ニコン顕微鏡デジタルカメラDigital Sightシリーズが直接搭載できるので、デジタル画像撮影・保存やモニター観察が可能です。

3. 優れた操作性と作業性

ズーミングノブは、1倍ごとのクリックストップ機構を採用するなど操作性に配慮して、各操作部の配置を最適化しました。
また、顕微鏡の作動距離は115mmと長いので、サンプルへの加工やマニピュレーションなど、繊細で複雑な動きが要求される作業も十分な作業スペースが確保されています。

4. 多様な用途と使用環境に対応

帯電防止機能（ESD）の標準装備により、サンプルのダメージを防止します。さらに、ボディ内部のカビ防止対策により高温多湿のような現場環境下でも使用できます。また、オプションとしてすでに発売している多彩な照明装置が使用可能で、目的に応じた選択が可能です。

主な仕様

実体顕微鏡「SMZ745T」

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オプションアクセサリー

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こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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