ニコン双眼鏡「遊(ゆう)」4×10D CFの発売について
薄型軽量で超小型サイズの双眼鏡
2009年2月3日PRESS RELEASE/報道資料
株式会社ニコン(社長:苅谷道郎)の子会社、株式会社ニコンビジョン(社長:藤原義久)は、厚さ19mm、質量(重さ)65gとニコンで発売してきた双眼鏡のなかで、最薄・最軽量の双眼鏡「遊(ゆう)」4×10D CFを、2009年2月20日より発売します。
発売概要
商品名 | ニコン双眼鏡「遊」4×10D CF |
---|---|
価格 | 16,000円(税込16,800円) |
発売予定日 | 2009年2月20日 |
カラー | エボニーブラック、シャンパンゴールド、ワインレッド |
発売のねらい
現在、市販されている双眼鏡は、コンパクトタイプでも、質量(重さ)が200gを超える製品が多く、ふだんの通勤や通学などで持ち歩く携帯電話や携帯音楽プレーヤーなどに比べると、大きく重いものとなっています。
今回発売するニコン双眼鏡「遊」4×10D CFは、いつでもどこでも持ち歩ける「薄型軽量で超小型サイズの双眼鏡」を目指して開発しました。商品名の「遊(ゆう)」は、1985年から1990年頃にかけてニコンが販売していたファッショナブルなデザインと流行色で当時人気を博した小型サイズ双眼鏡と同名で、その名称を引き継ぎました。「生活の楽しみや遊びのなかでいつも携帯して欲しい」という願いも込められています。
携帯電話や携帯音楽プレーヤーが、ふだんの生活スタイルを便利で豊かにしたように、この双眼鏡を常に携帯することで、自然やエンターテイメント、身近な風景などのなかに感動をみつけ、「観る楽しさや使う楽しさ」を発見できる双眼鏡です。
主な特長
1. 超小型で超軽量の双眼鏡
ニコンが発売してきた双眼鏡のなかで、厚さ19mm、質量65gと最薄・最軽量の双眼鏡です。レンズを内蔵した枠とプリズムを内蔵した枠を直接外観ボディに組み込むことで、薄型で軽量な超小型サイズを実現しました。
2. スリムでお洒落な外観デザイン
超小型のフラットでスリムなボディに、メタリック塗装とクリアコートを施すことで、お洒落で洗練された質感と光沢を生かした外観デザインとなっています。
3. 確かな光学性能
対物レンズと接眼レンズの全面、プリズムに多層膜コートを施して、明るくシャープな視界を実現しました。また倍率が4倍と低いため、手ブレの影響も少なく、しかも実視界が広いため、室内観劇などではステージ全体を快適に楽しむことができます。
4. 携帯性と実用性をどちらも実現
凹凸がないフラットなボディは、持ち運びに便利です。アイレリーフ※が13.7mmと長いので、眼鏡をかけていても視界のケラレが少ないために見やすく、また大きなピントリングはボディから突出しているので、ピント操作がしやすい設計となっています。
- ※1双眼鏡をのぞいたとき、全視野がケラレなく見える目の位置から接眼レンズまでの距離。
5. 眼幅調整とピント合わせだけの簡単操作
双眼鏡に不慣れなユーザーでも簡単に操作できるように、通常の双眼鏡機構として付いている左右視力差の調整を行う「視度調整機構」を省きました。使用時の操作は、眼幅調整とピント合わせの2点のみなので、手軽に使用できます。
6. 三色のカラーバリエーション
エボニーブラック、シャンパンゴールド、ワインレッドの三色のバリエーションのなかから、各人の好みにより選択することができます。
主な仕様
「遊」4×10D CF
横にスクロールしてご覧ください。
倍率 | 4倍 |
---|---|
対物レンズ有効径 | 10mm |
実視界 | 10.0° |
見掛け視界 | 38.6°※1 |
1000mにおける視界 | 175m |
ひとみ径 | 2.5mm |
明るさ | 6.3 |
アイレリーフ | 13.7mm |
最短合焦距離 | 1.2m |
質量 | 65g |
高さ | 52mm |
幅 | 93mm※2 |
厚さ | 19mm |
眼幅調整範囲 | 57-72mm |
気密 | 非防水 |
- ※1本表の見掛け視界数値はJIS B7157:2003に基づいた計算式を採用しています。
- ※2ストラップ通し部を除いた寸法。
こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。