2011年3月期第1四半期 決算説明会・主な質疑応答
決算説明会での主な質疑応答を掲載しています。
精機事業
Q. 半導体露光装置、液晶露光装置市場について
A. 足元は半導体メーカー、液晶パネルメーカーともに設備投資意欲は強く、前回5月に報告したときよりも受注はさらに堅調ですが、DRAM、パネル等末端の価格動向に注意しながら着実に事業展開していきます。中期的な半導体露光装置市場は、2013年3月期に不透明感がありますが、2012年3月期は引き続き好調を見込んでいます。
Q. 液浸露光装置「NSR-S620D」について
A. 足元は半導体メーカー、液晶パネルメーカーともに設備投資意欲は強く、前回5月に報告したときよりも受注はさらに堅調ですが、DRAM、パネル等末端の価格動向に注意しながら着実に事業展開していきます。中期的な半導体露光装置市場は、2013年3月期に不透明感がありますが、2012年3月期は引き続き好調を見込んでいます。
Q. 精機事業の収益について
A. 第一四半期は市況が回復し、半導体露光装置、液晶露光装置ともに販売台数が増えた結果、売上高は5割近く増加、営業損失は大幅に縮小しました。通期でも、ここ数ヶ月で半導体・液晶市況が急速に改善した結果、販売台数が上乗せできることやサービス収益改善、構造改革の効果などもあり、売上高・営業利益ともに上方修正しました。
映像事業
Q. デジタルカメラの市場について
A. 一眼レフカメラ市場は、第一四半期にすべての地域で販売台数が前年同期を上回り順調に伸張したことを受け、年間の市場規模予想を当初1,200万台から20万台増やし、1,220万台としました。コンパクトカメラ市場は、全体としては販売数量が前年同期比でプラスに転じたことなどを受け、市場規模予想を10,500万台から500万台増やし、11,000万台としました。
Q. 映像事業の収益について
A. 第一四半期は一眼レフカメラ、交換レンズ、コンパクトカメラのすべての製品ジャンルにおいて販売が好調に推移し、円高による押下げの影響があったものの、前年同期比で増収増益となりました。第一四半期の好調な販売を踏まえて年間販売台数見通しを前回予想より上方修正しましたが、円高・ユーロ安による押下げ効果が大きいこと、下期については現時点では経済情勢の不透明感も強いことから、通期の売上高は据え置きました。