コンポーネント番号: 21
01
仕事内容

コンポーネント番号: 22
ニコンを知ってもらい、
好きになってもらうために。
コンポーネント番号: 3
ニコンといえばカメラ。そんなふうに連想される方が大半だと思いますが、カメラ以外にも、半導体製造装置や創薬支援といったさまざまな分野で社会を支えていることは、あまり知られていません。より多くの人にニコンのことを知ってもらい、好きになってもらえるように働きかけるのが、私が所属するチームの役割です。ニコンの知られざる魅力や、最新の動向などを国内外に広く発信するために、私たちのチームでは企業広告を企画したり、オウンドメディアで情報発信をしたりしています。
特にターゲットとして意識しているのは若年層。スマホで写真を撮るのが当たり前の世代にとっては、「ニコン=カメラ」
のイメージですら一般的なものではなくなってきています。カメラに触れたことがなく、ニコンのことをよく知らない若い世代に、どうすればアプローチできるか。ニコンのブランドイメージを高める施策として新たにスタートしたのが「できるって、無限。」というキャッチコピーを掲げた企業広告です。ちょうど私が入社したタイミングから放送を開始したこのCMを皮切りに、ブランドページやSNSでの発信など、さまざまなメディア展開が今まさに進んでいるところです。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 21
02
入社理由

コンポーネント番号: 22
ブランディングは、「改善」の連続。
最適解を考え続ける。
コンポーネント番号: 3
前職では、CMの制作会社や広告代理店で、コミュニケーションプランナーとして働いていました。プロジェクトの多くは毎回コンペ形式で、提案までに1〜2週間で商品理解をするのが通例。キャンペーンが終われば、また一から別の商品やサービスのプロモーションを考える。そのスピード感の中に身を置く日々も刺激的でしたが、もっとじっくり一つの商品やサービスについて向き合いたいという想いが次第に強くなっていきました。納品したら終わりではなく、自分が携わった施策の効果検証や、その後の改善にも腰を据えて取り組んでみたい。そう思ったのが転職のきっかけです。
いざ広告主側でブランド戦略を考える立場になってみて気がついたのは、業務の幅がとても広く、際限がないということ。我々は、各メディアの戦略を練るところからクリエイティブに関する進行管理、制作したクリエイティブの運用まで、関わることになります。製品のプロモーションとは異なり、コーポレートブランディングならではの難しさもあります。広告施策は、例えば「CMを制作して終了」という区切りのあるものではなく、そのCMをどのように届ければ皆さんに見てもらえるか、印象に残すことができるか、常に改善を続けていく必要があります。入社以来、四六時中、ニコンのことを考え続けています。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 21
03
印象に残っている仕事

コンポーネント番号: 22
読み手に近い目線で、
分かりやすく伝える工夫。
コンポーネント番号: 3
コーポレートブランディングは、すぐに効果が測れるものではありません。だからこそ、私が心がけているのは、周囲の反応を自ら聞きにいくこと。何か新しい施策を行った際に、「あれ、どうでした?」と他部署や他の事業部の人にも聞きにいく。良いことも悪いことも、さまざまなフィードバックをもらうようにしています。これまででいちばん多く嬉しい反応をいただいたのは、私が企画を担当したオウンドメディアの記事でした。
テーマに取り上げたのは、ニコン製品の要ともいえる光学ガラス。それまでは、開発者にインタビューした内容を記事化していましたが、私が新たに提案したのは、インタビュアーを若手社員にするという企画でした。若手社員を登場させたのは、読み手に分かりやすく、親しみやすい切り口で伝えるため。ニコンに入社したばかりで、専門知識がまだない若手が、技術者や開発者に取材をしにいくという記事構成にしたのです。
露出を増やすためにSNSでの発信も強化し、他部門で運用しているFacebookや、採用活動で使用しているXでも、記事を取り上げてもらえるように社内に働きかけました。その結果、その記事は閲覧数を大きく伸ばすことにつながったのです。ニコンを知ってもらい、好きになってもらうブランド活動の一助になれたことは、とても嬉しい経験でした。しかし、一時的に数字が伸びたとしても、すぐに忘れ去られてしまっては意味がありません。長期的にブランド力を高めていくために、試行錯誤の日々はこれからも続きます。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 21
04
仕事にかける想い

コンポーネント番号: 22
企業のメッセージが、
誰かのエールになる。
コンポーネント番号: 3
テレビCMやウェブ広告といった多くの人の目に触れるものには、誰かの気持ちを明るくしたり、前向きにしたりする力があると考えています。「できるって、無限。」というニコンが発信するこのメッセージは、ニコン自身のブランディングだけでなく、この広告を目にした誰かにとってのエールになるかもしれない。そう考えると、ブランディングという仕事はとても意義深い仕事だなと思います。
「できるって、無限。」のメッセージに、私自身も力をもらう時があります。ニコンが今どんな挑戦をしていて、その先にどんな未来が開けるのか。ニコンという会社が、どんなポテンシャルを秘めているのか。社内の最新情報を積極的にキャッチして、まだ世に知られていないニコンの魅力をもっともっと発信していく。この仕事の可能性は無限。だからこんなに面白いのだと思います。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 13
※所属・仕事内容は取材当時のものです。