顕微鏡で自由研究してみよう
おうちや公園で、いろいろなものを顕微鏡(けんびきょう)で観察(かんさつ)してみましょう。どんなふしぎがみえるかな?
顕微鏡(けんびきょう)で観察(かんさつ)したものを、スケッチしてみてね。
スケッチは両目をあけてかたほうの目で接眼(せつがん)レンズをのぞき、かたほうの目で観察(かんさつ)シートを見てかくんだ。ちょっとむずかしいけど、キレイなスケッチがかけるよ。
おうちで観察
おうちにある、いろいろなものを顕微鏡(けんびきょう)で観察(かんさつ)してみよう。
粉(こな)や液体(えきたい)の調味料(ちょうみりょう)など、おなじに見えるものは、顕微鏡(けんびきょう)でみてもおなじなのかな。
液体(えきたい)の調味料(ちょうみりょう)
調味料(ちょうみりょう)を顕微鏡で観察(かんさつ)すると、いがいなかたちが見えてくるよ。
液体(えきたい)はスライドガラスに1滴(てき)たらして、かわいたら観察しよう。
粉(こな)の調味料(ちょうみりょう)
さとうも塩(しお)も片栗粉(かたくりこ)もみんな白くておなじに見えるけれど、つぶのかたちはぜんぜんちがうんだ。観察(かんさつ)する時は水に溶(と)かして、スライドガラスに1滴(てき)たらし、かわいたら顕微鏡で見てみよう。
やさいの皮(かわ)
やさいの色は、色のつぶでできているよ。細胞(さいぼう)の中にある色のつぶのようすを観察(かんさつ)しよう。色がついている皮や実をうすく切って観察しよう。
公園で観察
公園で見かける、いろいろなものを顕微鏡(けんびきょう)で観察(かんさつ)してみよう。
顕微鏡(けんびきょう)で見るとふだんは見えなかった色や形が見えてくるかもしれないね。
花の花粉(かふん)
ひまわりの花粉(かふん)はまるでおひさまみたいだね。花粉にはいろんな形があるんだよ。いろんな花を見てみよう。 花粉をくっつけたセロハンテープをそのままスライドガラスにはって観察(かんさつ)できるよ。
花びら
花びらを顕微鏡で観察(かんさつ)すると、花の色のふしぎが見えてくるよ。青いパンジーの花びらは、青いつぶつぶがいっぱいあつまってできていることがわかるよ。花のしゅるいによって、色のつぶの形やつぶのある場所はそれぞれ違うんだ
昆虫(こんちゅう)
昆虫(こんちゅう)を観察(かんさつ)しよう。チョウの長い口はホースみたいにまるくなっているし、チョウの目は人の目とはまるでちがう。羽には、リンプンという粉がキレイにならんでいるよ。
昆虫(こんちゅう)の羽
ハチの羽はとうめいですべすべに見えるよね。でも顕微鏡で観察(かんさつ)すると、本当は小さな毛がいっぱいはえているよ。
他の昆虫(こんちゅう)の羽も見てみよう。
昆虫(こんちゅう)の目
人の目はレンズが1つだけど、目が動いていろんなところを見ることができる。でも昆虫(こんちゅう)の目は動かない。そのかわりに昆虫の目は複眼(ふくがん)といって、小さなレンズがいっぱいあつまっていて、上も下も横もいちどに見えるんだ。
顕微鏡を使うと目にレンズがたくさんあるのがよくわかるね。
水の中の小さな生きもの
池の水には、小さな生きものがたくさん住んでいる。ストッキングを網(あみ)にしてすくった池の水や、石のうらのヌルヌルを顕微鏡でのぞくと、いろんな生きものが見つかるよ。
鳥の羽
鳥の羽を観察(かんさつ)しよう。ほそい毛がきれいにならんでいるようすが観察できるよ。鳥の羽は恐竜(きょうりゅう)のウロコがへんかしたものだといわれているよ。
ハチやチョウなど、昆虫(こんちゅう)の羽とくらべるとまるでかたちがちがうね。