光学ガラスレンズ技術
半導体露光装置の超高精度縮小投影レンズをはじめとし、ニコン一眼レフ用写真レンズ、 引き伸ばしレンズ、その他幅広い各種の光学ガラス加工技術の実績をベースに 世界の頂点を目指します。
光学ガラス
ニコンの長い歴史の中で開発されてきた光学用硝材をそれぞれ最適な組み合わせによりさまざまな光学機器へ用います。また、地球環境保護のため環境対策光学レンズ(エコガラス)の積極的な使用を推進しています。
レンズ加工技術
長年に渡り開発してきた栃木ニコン独自の加工技術の蓄積と、一貫した生産体制により優れた品質の光学部品を短納期・低コストにてご提供することが出来ます。
加工工程の概要
研削工程
ダイヤモンド砥石を用いた研削盤によりプレス硝材にレンズ曲率を創成します。
精研削
ダイヤモンド砥粒の埋め込まれたダイヤモンド
ペレット皿によりレンズ表面あらさの微細化を行います。
研磨
ポリウレタンパットを用いた研磨皿とそれぞれの硝種に応じた研磨剤によりレンズ表面を透き通った研磨面にします。
曲率の検査には、ニュートン原器や干渉計等精密機器 を駆使して行います。
芯取
レンズの光軸を出すと同時に外径形状を所定の寸法に研削加工を行います。
蒸着(コート)
コーティングによりレンズ構成枚数の多いズームレンズでも逆光時等のフレアーやゴーストを軽減し、高コントラスト、豊かな階調表現が可能になります。