会社情報

経営方針

未知への好奇心と進取の気性で
高速ビジョン技術を通じ、未来の価値創造をリードする

[企業理念]

画像
代表取締役 社長
山本 哲也

株式会社エクスビジョンは、2009年1月、東京大学 石川グループ研究室で開発された「高速ビジョン」技術を社会に実装することを目指し設立されました。これまで人間の目では見えなかったものを見る高速ビジョンと高速画像処理技術を核に、さまざまなソリューションを提供し続けています。2021年8月には、株式会社ニコンの完全子会社となり、研究開発(R&D)や先行開発を通じて同社とのシナジーを強化しながら、「人と機械が共創する社会」の実現に向けた歩みを続けています。

弊社の技術の特長は、弊社独自の高速ビジョンと高速画像処理技術を基軸とし、極めて高いフレームレートでの高速・リアルタイム性を実現することです。従来のビデオフレームレートである30fpsを大きく上回る1000fpsの映像をもとに、入力から処理、出力までの各特性をバランスよく整合し、動的な場面でも迅速なフィードバックを実現します。この技術は、高速3次元計測や、欠陥検出、ロボットビジョン、トラッキングなど、現在私たちが力を入れている産業用ロボットやFA、スポーツ分野はもちろんのこと、医療画像診断やセキュリティ・監視、自動運転など、多岐にわたる分野で活用が可能です。私たちは、光学機器選定からアルゴリズム開発、ライン実装まで、高速画像処理ソリューションを一気通貫で提供し、お客様の課題に迅速に応え、業務の省人化や省力化をサポートします。

弊社は、「未知への好奇心と進取の気性で、高速ビジョン技術を通じ、未来の価値創造をリードする」ことを理念として掲げています。変化を楽しみ、可能性を広げ、価値を創造する姿勢を持ちながら、「人と機械が共創する社会」の実現に貢献してまいります。

会社概要

社名 株式会社エクスビジョン
本社 113-0034 東京都文京区湯島2-18-6 湯島夏目ビル2階
Tel:(03) 3812-9360
代表取締役 社長 山本 哲也
元株式会社ニコン 執行役員
先進技術開発本部 光デバイス開発センター長
創業者およびCTO 石川 正俊
東京理科大学 学長 / 総合研究院 教授
東京大学名誉教授
資本金 6千万円 ※2024年4月1日現在
創立 2009年1月30日
事業内容 次世代センシング&コントロール テクノロジー「 高速ビジョン 」を活用したプラットフォーム提供とソリューション開発

地図・アクセス

住所 113-0034 東京都文京区湯島2-18-6 湯島夏目ビル2階
Tel (03) 3812-9360
交通 電車
  • 東京メトロ丸の内線 本郷三丁目駅より徒歩約7分
  • JR中央線 御茶ノ水駅「御茶ノ水橋」出口より徒歩約10分
  • 都営大江戸線 本郷三丁目駅より徒歩約10分
地図

沿革

2007年4月~2009年3月 文科省JSTプレベンチャープロジェクトとして、東京大学内で「高速ビジョン技術の研究開発」を開始。
大規模FPGAを用いた高速並列演算処理を行うPB-1システムを開発、毎秒1,000フレームの画像トラッキングに成功。
2009年1月 株式会社エクスビジョンを設立。
2017年2月 高速画像処理技術を応用した多様なソリューションを短期に開発できる標準プラットフォームを開発。
米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催のISSCC 2017にて発表。
  1. さまざまな分野の高速画像処理アプリケーションを効率よく開発するためのプラットフォームとして、小型で、低消費電力の高速画像処理カメラシステムとそのSDK、高速画像処理ライブラリを開発。
2017年3月 第2回JEITAベンチャー賞を受賞。電子情報技術産業協会(JEITA)により、世界に例を見ない先進的な高速画像処理技術を開発する企業として評価を受ける。
2017年8月 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託研究テーマ「大規模高速センシングシステムの開発とその応用」において「極めて優れている」という事後評価を受ける。
2018年1月 開発者向けキット「HSV SDK(High Speed Vision Software Development Kit)」の発売を開始。
毎秒1,000フレームの高速センシングで対象物の検出と追跡を実現する高速ビジョンセンサー「IMX382」を搭載し、容易にリアルタイム制御ができるアプリケーションの開発を可能にする。
2018年10月 株式会社ニコンのプライベートファンドであるNikon SBI Innovation Fundが株式のすべてを取得。
2021年8月 株式会社ニコンが100%株を取得、同社の完全子会社となる。