デジタルマニュファクチャリング事業

光利用技術と精密技術で、ものづくりの世界に革新をもたらす

ニコンが長年培ってきた精密技術と光学技術の融合により、ものづくりの世界のニーズに応える高性能な材料加工装置およびソリューションを提供します。

アドバンストマニュファクチャリング事業

光加工機（レーザー加工機）「Lasermeister（レーザーマイスター）」は、半導体露光装置で培った光計測、精密制御を応用し、レーザーによるさまざまな加工を高精度で行うことができるニコン独自のレーザー加工機です。

金属3Dプリンター Lasermeister LM300A は 3D スキャナー Lasermeister SB100 と連携することにより、高精度かつ自動化されたタービンブレードや金型などの補修ソリューションを提供します。

Lasermeister 100Aシリーズは、計測と造形を融合した金属3Dプリンターです。既存品に対して別の形状を新たに付け加える“付加積層造形”を行うことが可能で、多種多様な金属加工のニーズに応えます。

Lasermeister 1000Sシリーズは、超短パルスレーザーと機上計測により、高精度・難加工を容易に実現した除去加工機です。除去加工時の計測データを活用することで、属人的な工程の削減や統合、品質管理の簡素化など、DX（デジタルトランスフォーメーション）に貢献します。

微細構造によるエネルギー利用効率の向上
リブレットとは、サメの肌をモチーフにした人工的な微細構造のことを指します。ニコンは、この「リブレット」をさまざまな製品（ガスタービンやジェットエンジン、航空機や風車など）の部材表面に人工的に付与することで、エネルギー効率を高めることを可能にしました。